いやー暑いね。
昨日の日傘の話は酔狂で言っているわけではない。
ひとたび日傘の偉大さを知ってしまうと、逆に日傘を差さないで炎天下を歩く人の気が知れない・・・っていうのは言い過ぎか。
まぁ自分も常に日傘を差しているってわけでもないし。
植木屋仕事のときなど、仕事内容によってはモチロン日傘なんて言っていられない。
ところで人間は暑いといって日傘を差したり、日陰に移動したり、エアコンをつけたり、水分補給をしたり出来る。
しかし植物たちはそれが出来ない。
黙ってジッと耐えるのみである。
なので、この前ブログで書いたヒマワリのようにグッタリしてしまうこともあるし、悪くすればそれで枯れてしまうこともあるだろう。
さて、暑い暑いとぼやきながらでも散歩に出てみると、「この程度の暑さなんか気にしないもんね」と言わんばかりに元気に咲いている花を見掛ける。
この暑さの中でいったいどういう植物が元気で、どういう植物がグッタリしているのか。
これは凄く勉強になるというか、真面目にデータを蓄積すればとても役に立つと思う。
例えば誰かに植栽の依頼をされたとして、今であればどういう植物が元気なのかが分かっていれば、的確な植栽案が提案できるはずだ。
逆にそれを知らないとせっかく植えた花が数日でダメになってしまうとか、思ったよりも花付きが悪いなんてことになるのだと思う。
せっかく(?)これだけ暑いんだから、暑さに強い植物はどんなものか、花咲ブログではシリーズで追ってみようと思う。
調査方法はいたってシンプル。
炎天下、カメラを持って外に出る。
元気に咲いている花を見つける。
写真を撮る。
ブログにアップしてお知らせする。
皆で情報を共有できる。
どうです?
逆に、「ウチの近所ではこんな花が元気でしたよ」 なんてコメント欄に書き込んでいただけると有難い。
するとそういう視線で「取材」のため外に出る→確かめる→情報を共有する・・・。
なかなかのグッドアイディアではなかろうか。
今日は手始めに4つの元気な花をご紹介しよう。
まずトップバッターは一番上の写真。
サルスベリ。
夏の花の典型といった感じで、暑さにたじろぐこともなく、赤、白、ピンクなどの花を咲かせている。
次はランタナ。
花の色が変わるので七変化とも呼ばれるが、これも暑さにめっぽう強そうだ。
誰も水をやっていなさそうな道路わきの植え込みなんかでも結構元気でいるのを良く見かける。
そしてハイビスカス。
ハワイなどの南の島というイメージがあるようで、強い紫外線の下でこそ色が映える感じがする。
で、今日の最後はニチニチソウ。
たしかマダガスカル原産ではなかったかな。
アフリカのインド洋に浮かぶ島から来たわけで、いかにも暑さには強そうだ。
ね、こうやって炎天下でどんな花が元気に咲いているかなんてなかなか面白いテーマでしょ。
小学生の夏休みの自由研究なんかにも良いんじゃない?
2 件のコメント:
毎日、ブログ拝見しています!ずいぶん前の事になりますが、南日本新聞で、韓国のソウルでは、街路樹の保護?の為に病院の患者さんがぶら下げる点滴の袋らしきものを街路樹にさげて水分を補っている写真がでていまして、面白い発想だな、、、て思った次第です。
匿名さん
コメント有難うございます。
その韓国の話、僕もどこかで聞いた気がします。
「見た目」も結構大切ですよね。
匿名さんの御近所で頑張って咲いている花にはどんなものがありますでしょうか。
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