実は街は植物で溢れている。彼らは色、カタチ、ニオイなどで「ここにいるよぉ」と静かなるメッセージを出している。そこには時として胸を打つドラマがあったりもする。そんなやもすると見過ごしてしまいそうな愛すべき彼らにあまり肩肘張らずにゆる~いカンジでスポットライトを当てる。日々の「あれ何だろう?」という好奇心に素直に向き合うブログ。
2019年11月28日木曜日
ヒマラヤスギの花
連日の冷たい雨。
なんとも憂鬱な感じ。
日が暮れたころ、外を歩いていたら一面に何かが落ちていた。
見ようによってはイモムシのようにも見えなくもない。
これはヒマラヤスギの雄花。
今は11月だけど、ヒマラヤスギは現在満開ということになる。
雄花は花粉を出して、役目を終えるとこのようにバラバラと落ちてくる。
理屈としては春のイチョウと同じ。
ヒマラヤスギは風媒花なので、粉のような細かい花粉を大量に出す。
この日は雨だったのでそれほどでもなかったが、よくこの光景では地面が黄色のチョークの粉をばら撒いているようになっているのに気付いた人もいるのではないかな。
ヒマラヤスギ、「スギ」って名前が付いているように花粉症の根源であるスギとも似ているね。
こういうものは地面から沸いてくるわけはないので、何か落ちていたら上を見上げてみるのがよろしい。
大きな樹冠をもったヒマラヤスギがそびえているはずだ。
2019年11月21日木曜日
秋のサクラ
秋も深まる11月。
北海道では吹雪なんてニュースも聞くが、夏から冬へ、秋をすっとばして季節が進む怖さを感じる。
都内もまだ気温が高かったり、台風などの影響もあったりで、紅葉・黄葉の見ごろはまだちょっと先のような気がする。
でも場所によっては。
見る距離、角度によっては。
天気、日の差し方、時間によっては。
ちょっと足を止めたくなく紅葉もある。
目黒川沿いのサクラは秋の夕日を浴びて赤く輝いていていた。
それが適度な距離感と背景とあいまって、さらに目黒川の水面にも写ってキレイだった。
ここのサクラは春にはたいへんな賑わいで大騒ぎだけど、秋のサクラも悪くないなぁ。
2019年11月19日火曜日
秋のペチュニア
11月も半ば。
だというのに気温は高め。
以前、切戻しについて熱く語ったペチュニア、サフィニアは現在はこんな感じ。
切戻したことにより葉はまだ若々しく、ついこの前植えたかのようになっている。
花芽もたくさん付いていて、まだまだ花を楽しめそう。
ペチュニアを1年草と捉える場合がほとんどだと思うけど、サフィニアを2年越しで育てたことがある。
場所と場合によっては長く楽しめるのだなぁ。
冬の苗に入替えるタイミングが難しいね。
2019年11月13日水曜日
表参道
暖かい11月だけど、朝晩はちょっと冷えるようになってきた。
日中暖かくて、朝晩冷える、この寒暖差が紅葉には大切。
今日、用事があって表参道を通りかかったらケヤキ並木が色づきはじめていた。
近所には絵画館のイチョウ並木もあるし。
ボチボチと都内も秋めいてきました。
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