昨日の日帰り大阪出張は地震の影響をモロに受けて大変でした。
新幹線もなかなか動かず、動いたと思えば途中でつっかえたりして。
結局帰宅したのは日付も変わって深夜1:30ころだったかな。
ちょっと疲れました。
さて、まだイギリスの話は続くのです。
大きな幹線道路の脇にはキャンピングカーのような、キャラバンのような、屋台のようなお店を見かけることがあります。
向こうの言い方ではこれは「カフェ」ということになるのですが、トラックの運転手さんや、道路工事の方など、いわゆるガテン系の方が集まる店です。
実は僕はこれが大好き。
最初に立ち寄ったときは、本当に恐る恐るといった感じでへっぴり腰だったことを今でも覚えています。
なぜかというと、ガテン系のやや強面の方々が多いこと、店員の方も含め彼らの英語がいわゆる労働者英語で分かりにくいこと、そしてなんといっても供される飲み物や食べ物が衛生的なのか疑問だったこと。
しかし、ひとたび訪ねてみて、怖いことはないし、食べ物は比較的安いし、そして美味しい。
強面はたしかにそうなんだけど、話しかけてみると気さくて良い人が多いし、英語だって慣れればそれほど問題はない。
以来、運転していて小腹が減るとこの手のカフェを見つけては立ち寄るようにしているのです。
今回頼んだのはベーコンサンドイッチと紅茶。
注文をするとおじさんがジュージューと鉄板でベーコンを焼いてくれて、それをその場でバンズに挟んでくれる。
そして好みのソースをかけて食べる。
ソースだってレッドソース(ケチャップ)、ブラウンソース、BBQソース、チリソース、塩、コショウ、マスタードなど種類が豊富。
紅茶もとても美味しい。
砂糖を入れてかき混ぜる場合は、備え付けのスプーンを使う。
スプーンは水をはったマグカップのなかに一本だけある。
これでかき混ぜたらまたその水のなかに戻す。
なんかこれがとても不衛生な気がして最初はとても抵抗があった。
でも「エイヤっ」と試してみたら、なんてことはなかったし、腹もこわさなかった。
むしろ、本物のイギリス人に近づいた気がして、なんちゅうか一皮剥けた気がしたっけなぁ。
大阪の串カツのソースだって、二度漬け禁止で、やっていることはほぼ同じだものね。
腹持ちも良いし、ホント美味しいから是非お試しを。
何事も勇気をもって初めの一歩ですぞ。
この緑色のマグカップにあるのがスプーン。横の金属の容器に砂糖が入っている。 |