いよいよ10月。
都内での紅葉はさすがにまだ先だと思われるが、山ではすでに紅葉が始まっていた。
標高1000メートルをちょっと超えたくらいだけど、気温は早くも10度をわっている。
気温がグッと下がるということが紅葉の進み具合に大きな影響を与える。
それでもよくよく目を凝らすと、樹種によって紅葉の進み具合が異なるようだった。
早くも色づいているのは、サクラの類、ウルシの類、ナナカマドの類だったような気がする。
上の写真はツタウルシ Toxicodendron orientale
最初はイワガラミかな、と思ったけどイワガラミはこんな紅葉はしないはずだしと思ってよくよく見たらツタウルシと分かった。
下の写真はウルシ Toxicodendron vernicifluum
やはり他に先駆けて赤く染まっていた。
これら微妙に異なる紅葉、黄葉がおりなす秋の色は本当に美しい。
ご存知かどうかだけど、イギリス人にとって憧れの紅葉スポットは「アメリカのニューイングランドあたり」と「日本」なんですよ。
知ってました?
これも寒暖の差の大きさによるものだと思うんだけど。
改めて世界の羨む紅葉の美しい日本に生まれてよかった。