2018年10月25日木曜日

やってみよう、植え替え

とあるお宅で頼まれてミニバラの植え替えをした。

長いこと同じ鉢、同じ用土で過ごしてきたバラはちょっと元気がなかった。

そこで植え替えをすることに。

ちなみに鉢のサイズアップは行わずそのままのサイズ。


植え替え前に剪定を行う。
枯れた枝、込み入った枝などを取り除き、ざっと高さを揃える。
植え替えたあとに剪定という人もいるはず。
僕は植え替え前のほうが株が小さくなって植え替え作業もしやすいので植え替え前をオススメします。


そっと鉢から株を取り出す。
根の周りの古い土を丁寧に取り除く。
かといって根だけがむき出しにならない程度に慎重に。

ついでに雑草を根こそぎ取り除くチャンス。


鉢に新たな培養土をある程度入れてから高さ、向きなどを見ながら土を足してきめていく。
割り箸などで土を突いて隙間なく入れるという方法を推奨する人も多いが、僕は鉢を持ち上げて軽く地面に数回トントンと落とす。
すると土が沈んで均等に行き渡る。
いうまでもなくテラコッタ鉢の場合は強さを加減しないと鉢が割れるので要注意。

鉢一杯に土を盛るのではなく「ウォータースペース」といって水をやったときに溢れないよう、鉢の淵よりも数センチ下がったところまで土を入れる。
その高さがバラの株元にちょうどくるように。
深すぎず、浅すぎず、これがとっても大切。

樹木を植えるときも深植え、浅植えといっていずれも良くない。


鉢底穴から水が出てくるくらいたっぷりと水をやる。
培養土全体に水が行き渡り、根と土の間に隙間が出来ないようにすることが重要。


あとは日の当たるところにおいてやる。
このときできればポットフィートといって、鉢が地面より浮くようにしてやるのが良い。
すると水はけも、風通しも良くなって根腐れを起こしにくいし、変な病気がはびこったり、カビが生えたりしづらくなる。

やってみよう!

2018年10月24日水曜日

ハロウィン・カボチャ


いつの間にやら定着した感のある不思議なイベント、ハロウィン。

ハロウィンってなんだ?といってキチンと説明できる人がいったいどのくらいいるだろうか?

え、僕?

知りません。

歳のせいか、あまり興味もなく。

むしろ渋谷のスクランブル交差点を占拠している様子をテレビなどでみると興ざめしてしまうタイプ。

バレンタインもクリスマスも、そもそもは日本になかった文化。

それを商機ととらえて、育てた結果ではないだろうか。

そういう意味ではハロウィンはマンネリ打破の新規イベントだったのかもしれない。

しかし、その勢いも少しづつ後退していると聞く。

日本人も飽きっぽいからなぁ。

それはそれとして、ハロウィンといえばカボチャ。

理由は知らないけど。

この前見かけた大きなオバケカボチャ。

驚いたのはその値段。

平気で2万円くらいの値段が付いている。

これはあくまでも装飾用であり、食べられないと聞く。

そんな装飾カボチャに2万円とは。

日本の景気もまだそれほど悪くないのかな。

いやまてよ、これをタネから育てると「2万円-タネ代=儲け」となるではないか。

来年チャレンジしてみようかな。

カボチャ、スイカ、ズッキーニなどウリ科の野菜を育てるには結構なスペースが必要なので都会暮らしの僕には無理なのは分かっているけど。

2018年10月17日水曜日

飲み込まれた表札


この木の名前は×××です、という表札というか看板。

これはこれで木の名前を知ったり、親しんだりすることができるので意味がある。

ただし、これが時として木の敵となることがある。

これはこの前見かけたもの。

表札をガブリと飲み込んでいる。

この手の「飲み込み」が得意な木としてプラタナスが知られているが、シラカシでは初めて見た。

プラタナスなんか、道路のガードレールを飲み込んじゃうものなぁ。

表札そのものを飲み込まなくても、表札を幹に巻きつけるバンドが飲み込まれることが多々あった。

もっと丁寧に言うと、表札をバンドで幹に固定したはいいが、その後幹が成長し肥大してバンドに伸縮性がない場合はこれを飲み込んでしまうのだ。

例えるなら孫悟空の緊箍児(頭の輪)、あるいは点滴注射をするために血管を浮かせるためにバンドで締め付けて鬱血した状態とでも言えばいいだろうか。

木にとって良いわけがない。

そこで最近はそのバンドに伸縮性を持たせたバネ製のバンドも見かけるようになった。

幹が成長するとバネが伸びてストレスフリー。

ストレッチなしのパンツにベルトをしてお腹いっぱい食べると辛いけど、ゴムで伸びるジャージだと楽でしょ。

とにかく、植物の立場にたってあれこれと思考することが大切なのだ。

この飲み込まれたシラカシの表札。

ガッチリ食い込んでいるので、残念ながら助け出すことはできないし、これを無理に取ったらかなり大きな傷を負うのでそこから腐りが入ったりなどの問題も起きるだろうなぁ。

こうなる前に気付くべし。

2018年10月9日火曜日

Horror

ジジジと不思議な音の発信元であるタッパー

ここだけで2匹動いているのが分かる

ゾウムシの幼虫が出てきた穴


この前、赤城自然園で子供たちとドングリ拾いをしたのは良い思い出。

拾ったドングリをはじめ木の実はタッパーに入れて持ち帰った。
自宅ベランダにて2日間ほど乾燥させて再びタッパーへ。

昨晩、机に向かっていると本棚からジジジ・・・という異音が。

なんだ、どこからだ??

注意深く音源をたどった結果、本棚に置いたタッパーの中から音がしていることが判明。
なんとドングリの中から小さなイモムシが出てきて活発に動き回っていたのだった。

しぇーっっ!!
ゾウムシの類がドングリに卵を産みつける話はよく知っているので大して驚かないけど、静寂な自宅本棚からジジジってのはちょっと勘弁してほしい。

今朝ベランダで恐る恐るタッパーを開けてみたらなんとイモムシが6匹も!!

しぇーっっっ!!
まぁ多少なりともこういうことは予見していたので密閉性のあるタッパーに入れていたのだけど、もしこれがオープンな状態で本棚を我が物顔で動いていたら・・・

ホラー(Horror)だよ~

2018年10月4日木曜日

10月突入

前日の下見で採取した赤城の実たち

これが旅する蝶、アサギマダラ

台風やら、地震やらで困ったもの。

気付けば10月となり、あれだけ暑かった夏が遠い昔のように思えなくもない。

でも相変わらず蒸し暑いけどね。

ここ最近はどうしていたかといえば、とくに変わったこともなく相変わらずなんだけど。

この前は初秋の赤城へ。

子供たちと楽しく秋の実を拾おうと思っていたのだけど、当日は生憎台風の影響で濡れながら、時間を短縮しての開催となった。

雨だからねぇ・・・と果たして楽しめるのか心配していたのだけど、いざ始まってみると子供たちは雨などどこ吹く風といった感じで嬉々としてドングリ拾いを楽しんでいた。

こういのは理屈抜きにシンプルに楽しいものなのだね。

雨脚が弱まったときには、フジバカマを目指して大量に飛来しているアサギマダラのマーキングに興じていた。

アサギマダラは群馬あたりから台湾くらいまで旅をするらしい。

そのあたりはまだまったくの謎に包まれているらしいが、こうやって蝶にマーキングしてどこで発見されたかによってその謎に少しでも近づこうとしているわけだ。

・・・ということで、秋。

気持ちの良い季節になってきました。

どんどん外に出掛けましょう。