これは立った姿勢で、一掃きで多くの面積をカバーできるようになっている。
実は街は植物で溢れている。彼らは色、カタチ、ニオイなどで「ここにいるよぉ」と静かなるメッセージを出している。そこには時として胸を打つドラマがあったりもする。そんなやもすると見過ごしてしまいそうな愛すべき彼らにあまり肩肘張らずにゆる~いカンジでスポットライトを当てる。日々の「あれ何だろう?」という好奇心に素直に向き合うブログ。
2010年3月31日水曜日
これは立った姿勢で、一掃きで多くの面積をカバーできるようになっている。
2010年3月30日火曜日
2010年3月29日月曜日
そんなわけで昨日は底冷えのする花見をしたと書いたが、今日はそれに輪を掛けて一段と冷え込みの厳しい日だった。
この低温具合は 花冷え なんて言葉で片付けられるものではない。
冬に逆戻り。
サクラのつぼみもギュッと固く閉じたに違いない。
さて、一日お休みをおいて今日は再び明治神宮探訪の続きである。
明治神宮の参道をしばし行くと右手に酒樽がつんである。
これは菰樽(こもだる)というもので、明治神宮に奉納されたものらしい。
これだけ集まると壮観である。
でも花咲ブログゆえ、これで終わらない。
樽には様々な銘柄の酒があるが、植物の名前を冠したものが多い。
梅里、黄桜、菊正宗、雪椿、灘菊、菊水、稲天、月桂冠、米百俵、櫻正宗、松竹梅、菊勇、菊水、司牡丹、花の舞、老松 などなど。
日本酒と植物にただならぬ縁があることを感じさせるネーミングの数々。
さすが、である。
花咲 なんて並んでいてもなんら違和感がないけどなぁ。
2010年3月28日日曜日
今移動中です。
某駅ビルのソファに座って暖をとりながらこれを書いている。
そしてついさっき、今年第一回目の お花見をしてきました。
ご存知のように今日の東京は10℃を下回る肌寒さ、イエ、底冷えのする一日で花見を始めた午後2時からは太陽の光を一切浴びることのない曇天のお花見で冷たいビールがしみました。
久し振りにお目にかかる方も多く、花咲ジジイはこの花見をとても楽しみにしていたのである。
毎年この時期は半袖で花見といった年が多かったと思うのだが、今日はしっかり着込んでもまだ足りない感じだった。
アルコールをせっせと摂取しても一向に暖かくならない。
暖かいお風呂に入りたいよぉ・・・ という気持ちで頭が一杯になるような、そんな我慢大会のようなお花見だった。
しかも、悪いことに肝心のサクラがまだほとんど咲いていないのだ。
ソメイヨシノっぽくないなぁと思って名札をみると オオシマザクラ とあった。
どよーん とした曇り空、寒々しいビルの谷間で花のまだ咲かないお花見を挙行したというお話。
写真は 「オーイ、もう撤収するぞーっ!!」という号令が掛かって、いそいそと後片付けをしていることろをパチリと撮った。
明治神宮探訪シリーズはまだ終わってないが、今日はちょっと箸やすめってことで。
2010年3月27日土曜日
2010年3月26日金曜日
2010年3月25日木曜日
てなわけで、今日も引き続き明治神宮を散策していこう。
参道を歩いていると左手に何やら柵に囲まれた背の高い木があった。
それは モミノキ Abies で、脇に看板が立っていた。
代々木
この地には昔から代々樅の大木が育ち「代々木」という地名が生まれました。
この前の名木「代々木」は昭和20年5月の戦禍で惜しくも焼失しましたのでその後植継いだものであります。
なるほど代々木にはそんな由来があったのだな、とちょっと細めの大木を見上げた。
でも、待てよ。 代々木には樅の「も」の字も入っていないではないか。
そんなことを言ったらイチョウでも、ケヤキでも大きい木ならなんでも良いことはないか?
まぁ細かいことは言うまい。
さらに歩くと 明治神宮御苑 が現れた。
看板に目をやると色んな情報が満載である。
明治神宮御苑のなりたちや、面積が83,000㎡あるといった説明がある。
苑内の見どころとして
木々の芽吹き(3月)
やまぶき・つつじ・新緑(4~5月)
はなしょうぶ(5月下旬~7月上旬)
すいれん(6月~9月)
紅葉(11月下旬~)
おしどり・かも等の水鳥(11月~3月頃)
冬木立(11月~2月頃)
拝観料は大人500円 小人200円
木々の芽吹き(3月)といったザックリとした表現になんともほのぼのした気分になった。
たぶんここが昨日サンリリィさんがコメントでお勧めしてくれた場所なのだと思う。
5月下旬ころに はなしょうぶ を見にいってみようかなぁ。
冬木立が見どころとして紹介してあるあたりが、神宮の杜の緑の豊かさを物語っている気がした。
2010年3月24日水曜日
2010年3月23日火曜日
連休はいかがお過ごしでしたか?
花咲ジジイは特に遠出するわけでもなく、雑事をこなしているうちにアッという間に連休が終わっていた。
都内を自転車で走っていて、ピンクのカーペットを見かけた。
これはどこかといえば、なんと小さな中央分離帯である。
小さな、とはいってもこのピンクのカーペットは4メートル×10メートルくらいはあるだろうか。
しかも真横でブンブンと車が通り、排気ガスを撒き散らしていく悪条件の下でけなげに咲いていた。
で、このピンクのカーペットは何だ? といえば、おそらく シバザクラ Phlox sublata だと思われる。
「思われる」なんてちょっと他人事なのは、見た目はシバザクラに間違いないとは思うのだけど、シバザクラの咲く時期というのはもうちょっと先ではないかと思っていたからだ。
どうなんだろうか、真偽のほどは。
ともあれ都会の、しかも中央分離帯にもこんなものが咲くというのは一種のオドロキである。
2010年3月22日月曜日
2010年3月21日日曜日
昨日の夜の風、そして今日の風、本当に凄かった。
一旦眠りにはいると滅多なことでは目が覚めない花咲ジジイではあるが、さすがに昨日の夜は 「なんかスゴイ風が吹いているんじゃない・・・・?」 とおぼろげに感じ取れた。
朝起きてちょっと近所を歩いてみると、自転車は将棋倒しになっているし、植木鉢は転がっているし、ほぼ満開だったナントカ・桜はスッカリ散ってしまっていた。
自然の力ってのは本当にすごいね。
さて、昼過ぎに散歩を兼ねてちょっと靖国神社に出かけてみた。
この時期の靖国神社の話題といえば サクラ である。
花咲ブログでも2008年3月23日にとりあげたことがあるのだが、この靖国神社にはソメイヨシノの標準木というものがあって、これがいわゆる 開花宣言 の基準になっているというわけである。
今日の陽気だから、そろそろかっ!! と色めき立ったマスコミが押し寄せカメラをサクラに向ける。
しばらくして彼らは撤収したのだが、どうも今日は開花宣言には至らずに明日に持ち越しと判断したようである。
となると明日もまた彼らは大きなカメラと脚立などを持ってやってくるということか。
仕事とはいえ御苦労なことである。
恐らく開花宣言が出て、来週はサクラがどんどん咲いて来週末なんかは花見で忙しい週末となるのではないだろうか。
昨日、今日の強風がサクラが咲く前でよかったよね。
2010年3月20日土曜日
春・・・・
卒業・入学のシーズンである。
私事で恐縮だが、昨日は卒業式であった。
誰の? という声が聞こえてきそうである。
ごもっとも。
花咲ジジイのである。
これホント。
で、卒業式が九段下の金のタマネギで行われたのでシズシズと出席してきたというわけである。
卒業のときってサクラが咲いているのだろうか?
一体何の花が卒業に花を添えてくれるのだろうか?
そんなことを考えてあたりを見回した。
ソメイヨシノは一部ですでに咲いた という報道があったが、千鳥ヶ淵のサクラはまだつぼみが膨らんだ程度で花は咲いていなかった。
咲いていたのは、サンシュ、ムラサキハナナ、タンポポ、スイセンといったところだった。
ほんのりと香ったのはジンチョウゲ。
春なのだなぁと穏やかな青空に思い入った。
そんな卒業式だった。
さてちょっと話は変わるが 春が来た と英語でなんと言うだろう?
おそらくほとんどの人が
Spring has come.
と答えるのではないだろうか。
現在完了形を習うと必ずセットで覚えるからではないかと思う。
決して間違っていない。
でも今思うとあまり英国人の口からは聞かなかったなぁと思うのだ。
では何と言っていたかなぁと思い出してみた。
Spring is sprouting.
なんて言っていた気がする。
sprout は自動詞であれば めばえる 他動詞であれば めばえさせる のような意味合いになる。
名詞であれば芽、新芽ということで、スプラウトというだけで最近は日本語として野菜売り場などでは通用するようになった。
因みに もやし は beansprout だ。
spring is sprouting. → 春が芽生えました → 春がきた ってことかな。
昨日書いた鶴岡八幡宮のイチョウの記事の見出しも 「新たな芽吹き願い・・・」 とあったが、まさにこれも sprout だ。
春とはどうやら sprout な季節らしい。
2010年3月19日金曜日
2010年3月18日木曜日
2010年3月17日水曜日
今年1月25日に無花粉ユリについて書いた。
ユリの花粉で机の上が汚れたり、服に付くのを嫌う消費者の声に応えて作られた新品種の話である。
で、この前銀座のとある中華料理店にいったらば、クンクンとどこからからユリの香りがした。
キョロキョロとあたりを見回してみてもユリの姿は見えない。
食事を済ませて階段を下りて帰ろうとしたらば、階段の踊り場にご覧のような華やかな生花が飾ってあって、そこにユリがあった。
こんなに離れているユリが香ったのか?!!というちょっとした驚きがあった。
実は花咲ジジイはユリの香りはちょっとキツ過ぎて敬遠してしまうのだが、やっぱり食事のときに強烈な香りがするのはいかがなものかと思う。
そのユリを良く見てみると、花粉を蓄える葯がない。
いわゆる無花粉ユリであった。
無花粉も良いけど、微香性ユリなんてのもかなりニーズがあるんではないかと思われる。
それよりも簡単なのはユリに代えて別の何かを選ぶことだとは思うけど。
2010年3月16日火曜日
2010年3月15日月曜日
突然ですが、この濃い紫の花は何でしょう?
そんなの簡単、パンジーでしょ。
そうなんです、パンジーなんです。
それはそうなんですが、このパンジーはそんじゅうそこらのパンジーとは訳が違う。
今日はビックリですよ。
いいですか?心の準備は?
それでは発表します。
このパンジーがスゴイのは、なんとこのパンジーは木の幹に住処を構えて元気に生きているのであります!!!
えっ?何??言っている意味が分からない ですって??
ごもっとも。
それには写真を見てもらうのが一番手っ取り早い。
どうです。
木の幹、地上からおよそ2.5メートルの高さにこのパンジーは育っているのだ。
他人の敷地内なので塀によじ登って観察するわけにもいかないのだが、外から見る分にはそのパンジーは木の幹ちょっとしたくぼみに溜まった僅かな土に根付いているのだと思われる。
なんでまた、こんなところに・・・と思わなくもないが、まず考えられるのは ここに住んでいる人がわざわざこれをここに植えた、ということ。
でもそれはちょっと考えづらい。
何故なら普通は花は植えたら鑑賞したいというのが人情というものであり、こんなところに植えても鑑賞はしにくいからだ。
さらにこんなところに植えようなんてキテレツな発想は普通の人には浮かばないだろう。
となると、あとは鳥が種を運んだ ということになろう。
鳥は色んな木の実を食べて色んな場所を移動する。
種を食べて一部消化されなかった種が飛んでいった先で糞にまぎれて落ちるということは、植物がそのテリトリーを広げていく過程ではママあることなのである。
それにしてもよくこんなところで花を咲かせるほどにそだったよなぁと労をねぎらわずにはいられない。
そして、よくこんなところに咲いているパンジーに気付いたよなぁという花咲ジジイの植物観察眼もなかなか大したものである。 オッホン。
2010年3月14日日曜日
鶴岡八幡宮のイチョウが強風で倒れたのは3月10日だった。
翌朝の新聞で大きく取り上げられて以来、ほぼ毎日その後どうなっているかという報道が続いている。
正直言って、これだけ世間の関心が高いとは意外だった。
古い木が倒れただけでしょ、といって片付けられてもおかしくない。
今朝の新聞では 大銀杏再生の確立90% と題して、東京農大の教授が語ったことがニュースになっていた。
倒れた幹を移植して根付かせるために根元から4メートルの高さで切り離す作業を行ったんだそうだ。
・・・なんだ御神木を切るなんてとんでもないとかなんとか言って、結局切っちゃったんだ と思ってしまった。
切り離した上部や枝については、八幡宮は保存や調査など必要な措置を講じるが、信仰の対象のため境内から出さないとしている (3月14日産経新聞)。
巨木、古木と信仰、宗教との絡みがなんとも興味深い。
老木になると生命力は衰えるが、それでも樹木の生命力というのには驚かさせる。
例えば木の根元でズバッと切り倒したとしても、残った切り株から ひこばえ といわれるような芽が吹いてまた大きく育っていく。
今日の写真は木の根元ではなくて、地面から4メートルくらいのところで伐採されたイチョウから ひこばえ が出て大きく育ち始めているところだ。
まさに不死身パワーである。
ちょっと専門的だが、ひこばえ というのは 木の株から生まれる萌芽 ということで、一般的には木の根元付近で切った株から出るものだというふうに理解している。
そういう意味では、この写真のものは根元付近ではないので、正式にひこばえと言って良いのかちょっと自信がない。
英語では pollard と言っていた気がするなぁ。
2010年3月13日土曜日
サクラはなにもソメイヨシノだけではない、と数日前に書いた。
この前、日比谷公園をちょっと歩いたときにピンク色の花がたわわに咲いている木を見つけた。
カンヒザクラだった。
学名の campanulata からもわかるように、釣鐘の形をした房状の花が特徴である。
今日は3月13日。
ソメイヨシノの開花は3月20日過ぎくらいなのだろうか。
今日は暖かい強風が吹いた一日だったが、そろそろ春本番。
色んな花が楽しみである。
今日はあまりひねりもなくアッサリめに。
実は色んなことがいっぺんにあった実り大きフクザツな一日だったので、その余韻に浸りながら文は短めになってしまった。
オヤスミナサイ。
2010年3月12日金曜日
2010年3月11日木曜日
昨日はちょっと用事があって日比谷公園に出かけた。
園内では丁度大きなイチョウの木を剪定しているところだった。
剪定っていったってハサミでパチパチと切っているわけではなくて、チェーンソーを使った大掛かりなものだ。
樹高も15メートル以上はあるだろうか。
当然はしごで登れる高さではなく、クレーンの先に人が入れる、いわゆるゴンドラというものに乗って作業をする。
こういうのを見るとついつい立ち止まって作業に見入ってしまう。
この場合はゴンドラに2人が乗り込んで、一人がチェーンソーで切って、もう一人が枝を持って支える。
切られた枝を下の狙った場所に落としていくというものだった。
切った後には切り口から菌が入ったりしないように丁寧にハケで薬を塗っていた。
下では大量に切り落とされた枝をパッカー車という、ゴミ収集車のようなものにひたすら詰め込んでいる。
こういう様子を見ているとどうしても血が騒ぐというかコーフンしてしまうのは性(さが)ってものだろう。
普段でもチェーンソーの音がすると、音のする方向を探して自然と足が向いてしまう。
さてさて、彬さんからのコメントにあったように今朝の新聞で鎌倉の鶴岡八幡宮の樹齢1000年を越えるという大きなイチョウ、通称「隠れ銀杏」が強風のために倒木したのだという。
樹高30メートル、胴回り6.8メートルもあるという、それはそれは立派なイチョウである。
確か自分で撮った写真があるはず・・・と思ってさっきから一生懸命探しているのだけど、どういうわけか見つからない。残念である。
それはそうと樹齢1000年って、今が2010年でしょ。
ってことは1010年っていうと、、紫式部が源氏物語を書いた頃ってことですよ。
本当にスゴイねぇ、木ってやつは。
鶴は千年、亀は万年っていうけど実際はそんなに生きないだろう。
1000年も生きる生物がこの世にあろうか?
屋久島の屋久杉はさらにその上をいくわけだから、改めて植物の偉大さを思い知ってしまうよねぇ。
昨日倒れてしまったイチョウは残念ながら生き返ることはないと思う。
組織培養などで、そのコピーを残すくらいはできるだろうが、あの雄姿は再び蘇ることはなく我々の記憶のなかで生き続ける。
2010年3月10日水曜日
昨日は降りましたねぇ、雪が3月だというのに。
春遠からじ っていうより、春はまだエラく先ではないのか?といぶかしく思ってしまう。
さて今日の写真は昨日雪の中で撮ったものだ。
別に雪がスゴイって話ではない。
スゴイものが別にあるのだ。
何がスゴイって生垣がスゴイ。
これは ヒマラヤスギ Cedrus である。
えっ?何がスゴイのですか?ですって??
いいですか、ヒマラヤスギは大木ですよ。
以前にも花咲ブログでとりあげたことがあるけど、円錐形の優雅な姿がなんとも美しい大木なのだ。
それがなんと生垣に使われているのだ。
生垣は、何かと何かを区切るために用いられるというのが本来の意味であろう。
そういう意味においては、これはマンションの敷地とその外を区切っているので問題はない。
しかし驚嘆に値するのはその大きさである。
車、電信柱などが見えるのでそれと対比してみればその大きさが知れるだろう。
手前の低い生垣ですら2メートルはゆうにある。
おそらくこのヒマラヤスギの生垣は高さ10メートルはあるだろう。
こうなると剪定を含めて手入れが大変だろうなぁと推察する次第である。
上方向については上でチョンと切って揃えればよかろう。
しかし、側面は道路側にはみ出ないように、横から見てピシーっとキレイに刈り込まれていなければなるまい。
刈り込むっていったってこの大きさですよ。
一体何人掛かりで、何日掛けて、どういう方法でこの樹形を保っているのか大変興味があるところである。
2010年3月9日火曜日
昨日、春は黄色い花から と書いた。
すると ミモザが咲いているのを見ました というコメントをお二人の方から頂いた。
コメント有難うございます。
そうなんです、ミモザ Acacia dealbata もこの時期に咲く黄色い花であります。
昨日のブログではこの時期に黄色い花が咲く植物を幾つか列挙したのだけど、そこにはミモザは入っていなかった。
・・・実は入れ忘れたのではなくて、敢えて入れなかったのである。
何故か?
ミモザはその学名から分かるようにアカシヤの仲間である。
アカシヤの仲間は南半球を中心に約600種が知られているが、日本には自生はな く明治初期に導入されたといわれている。
南半球が主なわけですよ。
つまり季節が北半球の我々とは真逆なわけで、今の時期に咲くってことは本来は秋に咲くってことにはなるまいか? と思ったわけである。
そんなわけで、昨日はミモザは脳裏をかすめたのだけど、敢えて列挙しなかったというわけであります。
それはそれとして、この前ミモザを観察していたら株全体の葉っぱは薄い緑色なのに対し、新芽の部分が濃い紫色をしていたのに気付いた。
これはベニカナメモチなどと同じ理屈で、新芽の柔らかくてデリケートな時期に直接強い紫外線に当たって焼けてしまうことを避けるためにこんな色をしているのではないかと思うのだけどどうだろうか?
そもそもは南半球のオーストラリアなどの日差しの強い場所で育っているやつらであるからして、この推理は当たらずとも遠からずといったところではないかと思う。