2013年11月30日土曜日

自由が丘にて


昨日はかの高島屋さんのローズサークル会員様向けに英国2大フラワーショウについてお話させていただきました。

とくに会場が良かった、僕の話よりも・・・。

会場は自由が丘(おっしゃれー)のティールーム(おっしゃっれー)セントクリストファーガーデン。
さらにサンドイッチ、スコーン、サンドイッチなどが供されるアフタヌーンディー付き(おっしゃれー!!)。



もう食べきれないくらいのボリュームであります。

キュウリのサンドイッチなんてのは日本ではあまり見かけないが、昨日は久しぶりに口にしてなんとなく懐かしかった。

会場に予定よりも早く到着したので、手持ち無沙汰となりキョロキョロしていたらば、セントクリストファーガーデンの屋根の向こうに大きな木が見えた。

ほら、大きな木となると血が騒ぐタチでしょ。

てくてく歩いて回り込んだらば、そこは熊野神社でありました。

いうまでもなく、和歌山県の熊野神社本宮の分霊を祀ったのがはじまりという神社。

大きなケヤキやマツなどがそびえていた。

もちろん、頭の中では
「登れないものかなぁ・・・」
という気持ちが支配していたことは言うまでもない。

都内の神社・仏閣などには古木・巨木が多く、その多くが紅葉・黄葉している今の時期。

それらを見て回るってのも、美しく見ごたえもあり、日本のこころに触れるという意味でも良いのではないかと思いました。

アフターヌーンティーとセットとなれば、まさに和洋折衷だね。

2013年11月29日金曜日

黄色いキカラスウリ


抜けるような青空。

空気は冷たくピンと張り詰めている。

そんな日の夕暮れは息をのむほど美しかったりするものだ。

今日の夕方、西の空を見ましたか?

富士山の輪郭がくっきりと、まるで切り絵のように見えた。

こうやってみると東京もまんざらでもないなと思うよね。

さて21日に二つのカラスウリについて書いた。

カラスウリとキカラスウリ。

葉や花の様子は似ているが、実がまったく異なる、と。

21日にご紹介したキカラスウリの実はまだ未熟で青かった。

それが上の写真。

まるでライムみたいなカンジね。

それが熟するとどうなるかというのがコレ。



キカラスウリってだけあって、見事に黄色くなっている。

遠目にみると、レモン、あるいはカリンのように見える。

こうやって見るとカラスウリとキカラスウリの違いは一目瞭然。


カラスウリは、やや細長く、そしてオレンジ色だからね。

このあたりが、明後日代々木公園で見れると良いのだけど、生憎カラスウリもキカラスウリも「実」は見かけなかった。

まぁ何かしら、ちょっとした発見があるんではないかと淡い期待を抱いている。


2013年11月28日木曜日

無断欠勤


昨日は植木屋仕事。

自転車で約20キロ離れた現場まで往復。
つまり40キロほど自転車で移動したことになる。

もちろん植木屋仕事は身体を使う仕事。

家に戻って、シャワーを浴びてビールを飲んだらスーッと眠気が襲ってきた。

ところが急遽所要ができ、外出し、そこでもワインなど飲んで帰宅したら瞼が開かなくなってしまった。

そのままスイッチが切れたかのように朝まで眠ってしまった。

だんだん歳をとってきたってことだろうか。

ちょっと前までは、こういう感じで仕事していたんだけどなぁ。
さらには自転車で帰り道にクライミングジムなんかに寄ったりして、なんて余力もあったのだが。

セサミンとか皇潤なんか飲んだほうが良いのだろうか。

言い訳はおいておいて、ブログ無断欠勤のお詫びを申し上げます。

さて、オトナ限定、オトナのためのドングリ拾いは早速お申込みいただきまして、開催が決定しました。

とくに定員などは設けておりませんので、ご興味のある方はお気軽にご参加ください。
ただし、準備の都合があるので事前のお申込みだけお願いします。



2013年11月26日火曜日

緊急告知 『オトナ限定!オトナのためのドングリ拾い』


というわけで、先週末に行った子供たちとのドングリ拾い。

これがことのほか楽しかったので、このコーフンをオトナにも味わってもらおうと急遽企画しました。

ドングリのみならず、色んな実がなっているし、もちろん紅葉だってまだキレイ。

身近な都会の秋を一緒に楽しみませんか、という企画であります。

堅苦しいことは抜きにして、童心にかえって落ち葉を蹴ったりしてみませんか。

 *日時:12月1日(日)10:00~12:00
 *場所:代々木公園
 *参加費:1500円
 *お問合・お申込: event@hanasaka-engei.com
    (詳細はお申込みされた方にお知らせします。)

うかうかしていると冬になってしまうので、急なお知らせとなってしまい申し訳ありません。

最少催行人数は「1名」。
つまり、誰か一人でも申込みがあれば開催します。

是非お気軽にお申込みください。

2013年11月25日月曜日

御礼


平成24年度の子供向け植物観察イベント「自分だけの植物図鑑を作ろう!!」が無事に終了しました。

「葉について」「花について」「茎・根っこについて」「実について」4回通して気づいたこと、学んだことなどをまとめると世界にたったひとつ自分だけの植物図鑑ができるというもの。

早いもので今年で丸4年となり、小さな植物好きの輪が少しづつ広がってきているという実感がある。

これは本当に嬉しい。

季節感を大切に、テーマにしたがってその時期に観察できる植物にフォーカスする。

もちろん、子供たちに分かりやすいように説明するように心がける。

一応、小学生を対象としているけど、これまで4歳くらいからの参加があった。

みんなこちらがビックリするくらい熱心だったりするので気が抜けない。

良い事ばかりかといえば否で、改善すべきことだって幾つか思い当たる。

この辺りに手をいれて、来年度はさらにパワーアップして参加してくれる子供たち、そして応援してくれる親御さんたちにより満足していただけるようにしたいと考えています。

まずは怪我もなく無事に今シーズンを終えることができましたという御報告と御礼まで。

今後ともよろしくお願い申し上げます。


2013年11月24日日曜日

日曜放談 11月24日


・・・というわけで、餃子の王将に熱中しているというのが先週のお話。

その後も確実にスタンプを重ねあげ、めでたく20スタンプを集め、晴れて「ぎょうざ倶楽部」の会員となりました。

いただいた会員証が今日の写真。

とはいっても、得られるインセンティヴは微妙なもので、これに対しては特に期待をしていない。

とくに誕生月に1000円分の利用券というのをもらったが、これは誕生月まで大切に保管しておかなくてはならない。

僕は5月生まれなので、5月まで保管ということになるが、果たして半年後にこんな券があったことを覚えているだろうか。

財布のなかにこんなものが半年も居座るのは勘弁願いたいし、かといってどこかへ置いておけば間違いなくどこかへ行ってしまうだろう。

1月生まれだったら、さっさと使えたのにと5月生まれなことを少々呪ったが、12月生まれよりはよかった。

とにかくスタンプを20個集めるところで燃え尽きたのだった。

「このカードは、インターネット販売及び、金券ショップ等での販売を禁止します」
なんて書いてある。

ご心配なく、そんなことはしませんので。
しかし、こんなものが売れるのだろうか??
そっちのほうが疑問だと思うけど。

まぁ改めて天津丼が美味しいことは確認できたし、これに賛同してくれる人もいたので、良かった良かった。

さて、これからは何を狙おうか?

2013年11月23日土曜日

秋たけなわ@表参道


11月23日勤労感謝の日。

秋晴れに恵まれ、表参道、原宿あたりはスゴイ人出だった。

今日は今シーズン最後の子供たちとの植物観察会。

テーマは実について。

とても楽しく子供たちとドングリ拾いを楽しんだ。

朝、代々木公園に表参道を歩いて向かったのだけど
「ああ、日本の秋は素晴らしいなぁ」と実感できる都会の秋の風景だった。



表参道のケヤキはほぼ色づき、落葉もちらほらと始まっていた。
雲ひとつない抜けるような青空。

陽が当たればポカポカと暖かい。

これを平和といわずに何という?

昼には観察を終えた。

その気になれば、外苑方面に足を伸ばせば、大学ラグビー早慶戦、さらには外苑イチョウ祭りも見ることができた。

・・・でもね。

なんとなく今日はそのままゆっくり歩きながら家に向かったのでありました。

皆様どうぞ楽しい連休を。

2013年11月22日金曜日

アサガオ


ちょっと懐かしい実。

これはアサガオの実。

小学生のころ、夏休みに育てて、秋になるとプランターに茶色く枯れたアサガオが。

でも良くみるとでんろく豆のような小さくて丸い実がなっている。



この茶色くてカラカラに乾燥した実をもいで、手でグシャッと握ってみる。

すると中から黒くてベルベットっぽいアサガオのタネが数個出てくる。


このベルベット調というのがひとつの特徴だし、タネ一個一個がスイカを切ったような形をしているというのも特徴ではないかと思う。

これを秋に収穫して、また暖かくなったらまいてみる。

アサガオの絶えない暮らし。

2013年11月21日木曜日

どっちのカラス?


最近は、実りの秋を探してお知らせしているけど、今日の話は結構興味深いよ。

カラスウリをご存知でしょうか。

夏の夜に白いレースのような白い可憐な花を咲かせていた。

それが今頃になると、結んだ実は熟してきてご覧のような鮮やかなオレンジ色になる。

中にはうちでの小槌のような形のタネが入っていて、これを財布に入れておくとお金がたまる、なんていわれている。

因みに、自分もしばらく財布に入れていたことがあったけど、気がついたらタネは粉々になってしまっていた。

道理でお金がたまらない訳だ。

一方、これまでカラスウリであると信じていたものが、どうやら上記のカラスウリと様子が違うことに気づいた。

上のカラスウリと比べてみれば分かるけど、形も大きさもまったく異なる。





大きいものはテニスボールくらいだし、形だって細長くなくて丸に近い。

しかし、これも夏場にはレース状の白い可憐な花を咲かせていたのだ。

覚えてるもの。

加えて葉っぱだって、カラスウリじゃないか。

実はこれはキカラスウリという。

そうカラスウリ Trichosanthes cucumeroides も、キカラスウリ Trichosanthes kirilowii var.japonica もともにウリ科だし、属名もいっしょでしょ。

キカラスウリの「キ」は「黄」であって、実が熟すると黄色になるらしい。

これをグイッともいできて、まだ未熟なときにスパッと切って中を確かめてみた。


すると、外は緑、徐々に黄色くなって、中にはタネが並んでいた。

黄色というか、カスタードクリーム色の果肉はまだまだ硬かった。

包丁のあて方の問題でタネも切れてしまって、何やらシュールな姿になっているけども。


カラスウリとキカラスウリ。

並んでいれば区別はつきやすいが、それぞれ別にみると実がつくまではちょっと迷うかも。

秋になって実がつけば、もう一目瞭然。

あなたの近所のカラスはどっちのカラス?

2013年11月20日水曜日

ドングリころころ


今度の土曜日、勤労感謝の日は子供たちとの植物観察の日。

公園にある木の実などを観察しようと思っている。

思い返せば僕も小さい頃、祖母と一緒にドングリ拾いをしたことを今でも鮮明に覚えている。

ようじを刺してコマなんか作ったっけなぁ。

今度の土曜日は、そういう意味でシンプルに色んな木の実を見つけてみたいと思っている。

いったい幾つ見つけられるだろうか。

ドングリだって何種類あるだろうか。

都内でよく見かけるドングリは、マテバシイ、スダジイ、シラカシあたりが多いだろうか。

公園の中には数は多くないけど、アベマキだとか、クヌギなんかも転がっているので、そのあたりも攻めたいことである。

クヌギのドングリは形もまんまるして見事なものだけど、代々木公園で見かけたそのほとんどに「穴」が開いていた。

これは虫が穴を開けて、そこに卵を産みつけているからだ。

こういうドングリを拾ってきて、家に置いておいたら大変なことになる。

数ヵ月後にウニウニと小さな虫がはいまわることになるからだ。

このようにドングリが虫に食害されることで、ドングリの中身はスカスカになる。

そうなるとドングリを冬場の食糧としてアテにしている小動物などは食べるものがなくなって人里へおりてくる。

さらには、最近の温暖化、天候不順などでドングリが不作であるというのはここ数年の傾向である。
小動物に対する食糧が全体的に不足しているというわけだ。

たかがドングリ、いろんな角度から問題提起できるものである。


2013年11月19日火曜日

本日モ晴天ナリ


気持ちの良い天気が続いております。

今日は所要で有楽町方面へ出かけたのだけど、そこから見えた皇居と日比谷公園の紅葉が見事だった。

日比谷公園を見下ろす、というほどそのビルは高くないながらも、公園の全景が手に取るように分かる。

さらに木々が色づいているので、あれがイチョウ、あれがケヤキ・・・となんとなく種類まで分かって楽しい。

皇居は、これまた広い。



今日はケネディ米大使の信任状捧呈もあって馬車なども出たようだけど、絶好の天気だったのではないだろうか。

普段自転車で都内を移動しているので、この辺りの地図が頭の中にハッキリとイメージできる。

そうすると目に入ってくる景色、それぞれがどの辺りなのかなんてことも分かってとても楽しい。

あれが市ヶ谷の防衛省、その先が法政大学、そして武道館、そのずっと奥にはチラリと東京ドームが見える・・・という具合。

仕事を忘れてしばし景色を堪能した。


それにしてもこの透けるような青空。

一年のうちでも最も気持ちの良い季節であろう。

しばらく天気が良さそうなので、本格的な冬を迎える前に秋をめいっぱい楽しみたいものであります。

2013年11月18日月曜日

秋の代々木公園へのお誘い


秋晴れの日曜日、代々木公園に出かけてきた。

こんどの勤労感謝の日に予定している子供たちとの植物観察の下見のために。

早いものでこんどの回が今シーズン最後の植物観察会となる。

これによって自分だけの植物図鑑が完成することになる。

テーマは「実について」、ということでドングリや木の実を観察する予定であります。

代々木公園は秋たけなわ。



ご覧の通り、紅葉もかなりすすんで見ごたえがあった。

天気さえよければ、本当に楽しい回となるはず。

まだ間に合いますので、もしご興味のある方は早めにお知らせください。

申込み先は event@hanasaka-engei.com

もちろん今回だけの参加も大丈夫です。



2013年11月17日日曜日

日曜放談 11月17日


あえて植物と関係のない話をしている日曜放談。

11月いっぱいにやり遂げなければならないことがあって焦っていた。

それは何かというと・・・

餃子の王将の「ぎょうざ倶楽部」会員募集期限が11月末なのだ。

コトは何気ない一枚のスタンプカードから始まった。

ある日、王将で食事をしたらば「ぎょうざ倶楽部スタンプカード」というものを貰った。

500円、食事をする毎にスタンプが一個押されて、計20個スタンプを集めると晴れてぎょうざ倶楽部会員になれる。

会員になるとどうなるのか?

 *利用代金5%引き
 *誕生月に1000円割引
 *抽選で2000名に2000円の食事券プレゼント

・・・正直なところ微妙なインセンティヴであります。

普通であれば、もらったスタンプカードはそのままゴミ箱行きなのだけど、どういうわけかたまたまこのスタンプカードが財布の中に残っていた。

そして数回食事をするうちにスタンプが押されていった。

こうなると、知らず知らずに僕の心の奥底にある何かに火がついてしまったのだ。

小学生のころ、夏休みのラジオ体操にスタンプ欲しさに通ったことをこの歳になっても繰返しているわけだ。

このスタンプの募集期間は8月1日~11月30日。

8月にこれを知っていれば無理なく達成できたと思う。

しかしこれを貰って、さらに火がついたのは今月に入ってからなのだ。

以来、外食をするとなるとまず王将で外食ができないかを考えるようになってしまった。

ここまで来たんだから、なんとしても11月末までにスタンプを埋めなければ・・・という妙な使命感から王将通いが始まった。

でも「やらされてる感」はそれほどなくて、結構美味しいと思うので楽しみながらスタンプを増やしていっている。

もともと王将に限らず、「餃子とビール」自分にとっては黄金の組み合わせであると信じているので、フラリと行ってまずは餃子とビールを頼む。

場合によっては餃子2皿。

もうそれだけでお腹はほどほど一杯だけど、もう一品好きなものがあるのだ。

それは「天津飯」の甘酢かけ。
他にも塩だれと京風たれがあるけど、誰がなんと言おうと僕は甘酢だれ。

これまでは、天津飯が食べたくてお腹が一杯なのに無理無理天津飯を食べていたことがあった。

しかし、最近発見したのが「ミニ天津飯」というスモールサイズ。

味は同じでボリュームも少な目、さらにはお財布にも優しい。

かくして、「ビール」+「餃子」+「ミニ天津飯」でスタンプを次々と築きあげていったのだった。

さらに言えば、店にもよるけど月~金はビールも割引価格だったりする。

これは行かない手はないでしょ。

というわけで、なったからといってどうってことのないぎょうざ会員を目指して、あと2スタンプ。

11月末まででしょ。
余裕、余裕です。

2013年11月16日土曜日

新たな出会い


最近は自分でブログを書きつつ、ややマンネリではないか・・・と自己嫌悪に陥ることもシバシバ。

別に植物に対する情熱が冷めたわけでは決してないけども、その表現方法が「一本調子」なのかもしれない、なんて思っている。

加えて、これは以前触れたことがある内容かもなぁ、なんてケースも結構ある。

このブログはもちろん読んでいただく方をイメージしながら書いているけども、同時にそれは自分の備忘録だったりする。

毎年この時期にはこんな花が咲いていたとか、この時期にはこんなイベントがあったとか、過去を振り返るにはなかなか有益なデータベースになっている。

そして時には自分の知らないモノやコトを書くにあたっては調べて書いたりするので、自分の知識もコツコツながらも確実に拡がっていく。

今日取り上げるのは、正直に「告白」するけど、自分の知らなかった植物。

一昨日、都内某所を自転車で移動していたらば不思議なつる植物を見つけた。



別の植物を見るために立ち止まったのだけど、そうやって立ち止まらなければスーッと通過してしまうような地味な植物。

何が地味って、その花が地味だった。

まず小さいでしょ。
直径が1センチあるかどうか。

さらに色が淡くて地味。

とにかく派手さは微塵もなく、静かにそっと咲いていたのだ。

しかし今がピークといった咲きっぷりで、元気そのものだった。



はて、これは何だろう。

これまで見たことがない。

つる性、葉が対生、花びらが5枚、花びらが毛深い、花が今の時期に咲く・・・・
こんなことくらいがヒントだった。

とりあえず写真を撮って家に帰って調べてみた。

するとその名をガガイモ Metaplexis japonica というガガイモ科の植物と判明した。

しかしガガイモ科って言われてもねぇ。

他にどんな仲間があるのか想像もつかないよ。

ともあれ、この歳にしてブログを書くことによって新たな知識を植えつけることができた。

ガガイモね、忘れることはないだろう。

2013年11月15日金曜日

木登り熱さめやらず


そんなわけで木に登りたくてウズウズしている。

冷静に考えるとこれってスゴイことなのではないかという気がしてきた。

だって、イギリスに行って木登り資格を取ってきたのは7月末でしょ。

以来、たった1回だけ実際に木に登っただけ。

でも、ほぼ毎日今でもロープを結んだり解いたりして練習をしているし、その他道具をバッグから出してはしまって・・・ということを繰り返している。

約4ヶ月経とうってのに、このパッションはまったくさめることがないのだ。

いい加減飽きてもよさそうなものなのに。

相変わらずどこか登れる木はないか、特に近所を重点的にキョロキョロして探しているけど、なかなかね・・・・。

そんな中、さる方がウチの木でよろしければ、と申し出てくださった。

これは本当に有り難い。

ただし、近所ではないのでちょくちょく通うというわけにはいかない。

来週に登りにいきますね、という約束をさせていただいた。

今からもう楽しみで、楽しみで。

その機会を無駄にしなように、今からイメージトレーニングなど余念がない。

他にもやるべきことは沢山あるけども、とにかく今は頭の中の65%は木登りのことなのだから仕方ない。

そうそう、我がHPにも「ツリークライミング」という新ページを追加してみた。

是非ご覧くださいませ。

2013年11月14日木曜日

登りたいという感情との戦い


ツリークライミングへの熱はさめない。

でも登れない、とうか登る場所がないという、なんというジレンマ。

街を歩いて木を見るたびに、自分がそこに登っているイメージを投影してはため息をつく。

クライミングの道具にも興味がすごくかきたてられる。

仮にそれがビルの窓拭きの人であっても。

今日見かけた人は、本格的なクライミング道具を駆使して窓を拭いていた。

ディセンダー(下降器)なども、「やるなぁ」という感じ。

ロープだって、この前見かけた窓掃除の人とは異なって、クライミング仕様のロープだった。


しばらく、飽きもせずに見上げていたよ。

えっ、ビル掃除をしたいか??

いえいえ、あくまでも登りたいのは木ですので。

引き続き、
「ウチの木に登って良いですよ」
という心の広い方のお声掛け募集中です。


2013年11月13日水曜日

キラキラ☆


ガクッと寒くなってきましたね。

秋を堪能する前に冬へ突入しそうな感じであります。

この季節は、ポインセチア、シクラメン、パンジー、ビオラなど冬らしい商材が園芸店を飾るが、これにハボタンなんかも加わるのではないだろうか。

ハボタン Brassica oleracea はアブラナ科で、見た目どおりキャベツの仲間であります。

英語では Ornamental Cabbage (鑑賞用キャベツ)なんて言ったりする。

別に食べられらないこともないらしいが、決して美味しいものではないと聞く。

ハボタンもいろいろあって、大きいもの、小さいもの、緑のもの、紫のものなど多様である。

しかしこの前園芸店の軒先で見かけたのはちょっと変わっていた。

ある意味変化球であります。

普通の小さなハボタンにラメがちりばめてあって、ピカピカしているのだ。


その名も「キラキラ葉牡ちゃん」ですよ

これは植物そのものがもつ形質的な特徴でもなんでもなくて、後付で人間が勝手にラメラメをふりかけたものであります。

これが「付加価値」というのかはよく分からない。

それでもひとつ300円で売られていた。

このあたりは趣味の問題という気がするね。

犬も甲斐犬などワイルドに育てる人もいれば、プードルのように人為的に刈り込んで愛でる犬種もある。

植物を販売する場合も、嗜好に訴えてあの手この手で工夫するというのを「観察」するのはなかなか興味深い。

2013年11月12日火曜日

天使のトランペット プップップッー


ブルグマンジア、あるいはダチュラをご存知か。

それほど珍しい花でもないので、そんなに大げさに聞くほどのことでもないけど。

草っぽいほうがダチュラで、今日の写真のように木のタイプをブルグマンジアという。

別名がさらにいくつかあって、チョウセンアサガオ、あるいはエンジェルトランペットなどという場合もある。

チョウセンアサガオとはいっても、アサガオはヒルガオ科で、これはナス科なので根本的に別物だけど。

どうしてチョウセンアサガオなんだろうね。
ぜんぜんアサガオっぽくないけど。



むしろエンジェルトランペットは的を得ている。

天使のトランペットでしょ。

確かに花の形はトランペットのようだ。

垂れて下を向いた花を下から覗き込んでみる。



花びらは5枚。

花びらが隣同士くっついているいわゆる合弁花であります。

しかし、この株のサイズを見てくださいよ。

横にある赤い消火栓の看板とほぼ同じ高さがある。

そして黄色い花がまさに鈴なりになっている。

ここまでになるのに何年かかったのかな。

もちろん何十年ってことはないだろうけど、それなりに長い期間ここで頑張っているのだと思われる。

花はそろそろ終わりなので、まさに今シーズン最後に一花咲かせている、そんなブルグマンジアでありました。


2013年11月11日月曜日

ゴマの葉


焼肉を食べに行ったときのこと。

サンチュを頼んだら、ゴマの葉も一緒に出てきた。

昔はそれほど気にせずに食べていたけど、最近はどういうわけかちょっと苦手なんだよなぁ。

別に食べられないほどではないよ。

しかし、好んで追加注文までして食べない。

何でかというと、ちょっと硬めの食感でさらに独特の風味があっていつの間にかちょっとだけ敬遠するようになっていたのだ。

そもそもゴマの葉なんて普段言っているけど、正確にはエゴマ Perilla frutescens というシソ科の植物だ。

そしていわゆるゴマは Sesamum indicum というゴマ科に属するので、ともに似ても似つかない代物なのだ。

改めてエゴマの葉を見てみると、その美しさに気付かされる。



形といい、葉縁のギザギザといい、網の目状の葉脈といい、これぞ葉っぱというオーソドックスさを貫いている。

一枚取り上げて光に透かしてごらんよ。

ほら、こんなに色も綺麗だし、葉脈がクッキリと・・・・。

えっ、理屈は良いから早く食べろって?!

ごもっとも。