2018年7月31日火曜日

真贋


街は花で飾られ人々の心を和ます。

それはそうなんだけど。

ロンドンという街の雰囲気にもやられてしまってか、とあるパブが花で飾られているのを何人かの観光客がカメラを向けていた。

なんか変、と違和感を持ったので近づいて見てみた。

なーんだ造花じゃん。

イギリスは花で溢れてステキ、それは当たらずとも遠からず、ちょっとした妄想なのかもしれない。


2018年7月30日月曜日

スゴイぞ、ニッポン


ハンギングバスケットに頻繁に使われているのはペチュニアだったという昨日のお話。

なんだ、日本でも簡単に手に入るね、と思ったのだけど、話はそこで終わらない。

そうかぁペチュニアかぁ、それにしても発色が良いし花つきも良いなぁ。
なんだかサフィニアみたいだなぁ、と思った。

サフィニアとはサントリーフラワーズが開発したペチュニア。

もちろん日本の会社。

分かりやすく言うとブランド苗ということで、お値段は高いが性能が優れているというもの。

とある園芸店を見にいったら、そこにはちゃんと「サフィニア」というラベルが挿してあった。

サフィニアと名乗るからにはサントリーフラワーズの許可がなければならないはず。

そう思ってラベルの裏を見てみると、ちゃんとSUNTORYと書いてあった。

なんと日本で品種改良された花苗がイギリスでたくさん流通していたのだ。

さらにそのお値段。

3.95ポンド、つまり575円くらい。

おおー、サフィニアの花苗ひとつにしてはなかなかのお値段ではないか。

日本で同等のものはざっと300円くらいかな。

これだけのお値段であってもその価値を認めて売れている様子はなんとなく嬉しいもの。

意外なところで made in Japan あるいは bred in Japan つまり日本で交配された苗、の実力を知ることとなった。


2018年7月28日土曜日

花のあふれる街


ロンドンは花であふれている。

街のいたるところにご覧のようなハンギングバスケットがあったり、プランターがあったり。

まぁステキといえばステキ。

でもよくよく見てみると使われているのはダントツでペチュニア。

あとはロベリア、ゼラニウム、ビデンス、ヘリクリサムなど、どれも日本でも簡単に手に入る植物ばかり。

ということは我々もやろうと思えばできる、手が届くものなのだ。

やれるのにやらない手はないと思うなぁ。

東京五輪も控えていて街を花で飾ろうという話も聞くけど、それほど手間や費用をかけずに実現できるものだと思う。

あとは水遣りなどのメンテナンス面だよねぇ。

こっちのほうが難しいかも。

2018年7月27日金曜日

暑中お見舞い申し上げます


イギリスにいます、なんて書いてかれこれもう1ヶ月も経ってしまった。

帰国したのは7月上旬でした。

その後すぐに通常の仕事に戻り、かつこの暑さに翻弄され、時差ボケに悩まされ、時間は過ぎるばかり。

いざ書こうと机に向かうも、イギリスの話を書いたものか、通常の話を書いたものか、と悩んでいるうちに今日になってしまいました。

イギリスでは予定を向こうに行ってから詳細に決める行き当たりばったり方式ながら、無駄のない収穫の多い旅となりました。

天気も滞在期間中一滴の雨も降らず、気温も高め。
毎日30度超えながら、湿度が低いので木陰にいれば割と快適。
夜は布団に包まって寝ていたくらい。

東京に向かう機内で「東京の現在の気温は摂氏28度・・・」と言っていたのを聞いて、「イギリスよりも涼しいじゃん」と思ったけど、高湿度のため体感温度はイギリスよりも高く、そして不快(ムシムシ)でした。

最近は外仕事をしていても本当に命がけ。

こまめな水分補給はもちろん、極力日陰に身体を置くようにしていますが、それも限界がある。

自己防衛をしつつ頑張るしかない。

ということで、しばしサボっておりましたが気負わずまた再開したいと思いますのでよろしくお願いします。

写真はフェリーでフランスへ向かったときのもの。
なんでフランスかといえば、木登り(ツリークライミング)の欧州選手権を観にいっていたのでありました。