飯田橋駅前、早稲田通りに面した植え込みにプリムラ・ジュリアンが新たに植えれたという話を書いたのは11月5のことだった。
それからわずか2ヶ月後。
つい先日通りかかったら、なんとすべてビオラに入れ替っていた。
植え替えるタイミングとしては随分早い。
通常、花壇は春~夏、秋~冬で入れ替えるものかと思うが、プリムラ・ジュリアンもビオラも冬の花。
察するにプリムラ・ジュリアンがうまくいかずに入れ替えたものと思われる。
プリムラ・ジュリアンは株がどんどん大きくなるという植物でもないので、当初植えたときのサイズをたいてい維持する。
言い換えれば見栄えは、時の経過があってもさして変わらない。
いや、逆に見栄えは下がっていく一方。
なぜなら水遣りをしないことによる苗の萎縮、そして心無い人が踏みつけることによるダメージ。
見栄えは悪くなることはあっても良くなる要素がない。
たまたま見かけたのは、ヨロヨロの老人が花壇を跨いで道を横断しようとしていたが、気持ちは「跨いでいる」のだけど、実際は遠慮なく花壇のド真ん中を踏みつけていった。
注意するのも憚れるような老人だったので、あーあ、と思って見ていた。
まぁこんなところに花壇を作ること自体間違っているのかもね。
花を踏んでは可愛そうといって、道路の横断を控える効果を狙ってのことかもしれないけど、そういう場面に遭遇すると決して良い気分はしない。
ということで思わぬ早いタイミングでの選手交代。
果たしてビオラ選手はどこまで頑張れるだろうか?