1月5日。
正月休み気分も終わりだけど、インフルエンザは思ったよりも堪えた。
インフルエンザというものが堪えたのではなく、それによって思い描いていた、予定してた正月が吹っ飛んでしまった。
だいたい新年早々縁起悪いよね。
そしてなんとなくダラダラする習慣が染み付きそうで困っている。
一番は朝起きれなくなったこと。
放っておいたらずっと寝てしまいそうだ。
習慣って本当に怖いなと思う。
自分を律してそれが習慣化すれば良いが、ひとたびタガが外れるとなかなか修正するのがキツイ。
まぁ、やりますよ、元の生活に戻りますよ。
というわけでブログ。
暮れに書いた早大通りの花壇の話の続き。
花苗ジュリアンは落ち葉で覆われていた。
それはケヤキの落ち葉。
なーんだ落ち葉か、と思って通り過ぎればそれまでのこと。
しかし立ち止まって、その落ち葉を拾ってごらんなさい。
ケヤキの落ち葉ってのは葉っぱ一枚がヒラヒラ落ちてくる場合もあるけど、多くの場合は数枚の小さな葉っぱが固まって小枝ごと落ちてくるのではないだろうか?
その小枝を見てほしい。
葉っぱの付け根に小さい何かがポチっと付いているでしょ。
これがケヤキの実なのだ。
分かりやすく言えばタネ。
植物たちは作ったタネを風や、動物・鳥などに運んでもらおうと色んな工夫をしている。
ケヤキのタネを運ぶのは風。
風で運ばれる場合、風を受けるために翼(よく)がついていたり、タンポポのようにパラシュートを持っていたりする。
ケヤキの場合はタネひとつひとつは単なる粒なので風を受けて飛ぶことができない。
そこでこうやって乾燥した葉っぱにしがみついて風に乗って飛んでいくのだ。
着地した先でタネが枝からポロっと外れて、芽が出れば作戦成功。
うまくできてんなー。
是非、立ち止まってケヤキの小枝を拾ってみてほしい。
そうしているうちに信号が青に変わるだろう。