ロウバイ Chimonanthus praecox
冬には色がない、咲いている花がない、とお嘆きの貴兄にお送りします、ロウバイ。
半透明の曖昧な色の花がなんとも冬のドンヨリした空と妙に合う気がするのは僕だけでしょうか。
この蝋細工のような花からロウバイという名がついたという人もいます。
街で見かけたら、ニオイも嗅いでみよう。
わざわざ鼻を近づけるまでもなく、甘い香りがあたりに漂っているとは思うけど・・・。
実は街は植物で溢れている。彼らは色、カタチ、ニオイなどで「ここにいるよぉ」と静かなるメッセージを出している。そこには時として胸を打つドラマがあったりもする。そんなやもすると見過ごしてしまいそうな愛すべき彼らにあまり肩肘張らずにゆる~いカンジでスポットライトを当てる。日々の「あれ何だろう?」という好奇心に素直に向き合うブログ。
2008年1月31日木曜日
2008年1月28日月曜日
コブシ
ここ数日は本格的に寒い。霜柱もご覧のとおりバリバリである。
聞くと明日は雪も降るのだとか。
ウメが春の準備に余念がないということを書いたけど、こちらも負けちゃいない。
自然は本当にうまくできている。どうしてこんなにフサフサの毛が生えているのだろう?
いかにも暖かそう。
蕾の中は花を咲かせるエネルギーが満々のはず。
コブシ、モクレンなどは学名では Magnolia という。
そう、トムクルーズの映画「マグノリア」と同じだ。
コブシ、シデコブシ、ハクモクレン、シモクレン、ぜーんぶ Magnolia。
ラテン語は難しいってウソかも。一言で全部事足りる。
因みにコブシは Magnolia kobus。 kobusは日本語のコブシからきてるカンジだね。
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