2015年1月31日土曜日

巨木に登れ


昨日の雪からうってかわって、今日は快晴。

ただ風が強かった。

そして寒かった。

今日はとある知り合いのつてで、都内にある大きな大きなクスノキに登らせていただきました。

樹高はおよそ23メートル、目通りおよそ8メートルという堂々たる大木。

自分のメインロープの長さは37メートルを使っているので、てっぺんまで行くと尺が足りなくなるのでほどほどでストップ。

樹上ではさらに風が強くて、かなり揺れたけど、改めてこういう強風を受けてもびくともしない樹木の強さを感じた。

だいたい2時間少々登っただろうか。

身体のあちこちを使って、心地の良い疲労感が。

明日はこの心地良さが筋肉痛に変わるんだろうな。

2015年1月30日金曜日

降雪


前日の天気予報からして「降るよ、降るよ」と言っていたが、やはり降ったね。

大したことないんじゃないかと思ったけど、恐らく日陰では数日間は残雪がはびこることだろう。

ちょっとだけ昨年の大雪を思い出した。

雪で何が困るって、植物がダメージを受けること。

自分の仕事上、そういうことになっている。

雪の重みで枝や幹が折れたり曲がったりしてしまう。

寒さ、冷たさよりも「重さ」すなわち雪の重量による問題が一番深刻なのだ。

今日も、あの程度しか降らなかったにも関わらず、雪を乗せた枝がぐい~んと曲がっているのを幾つも見かけた。

自分の管理しているサルビアも、そろそろ剪定しなきゃなぁと思っていたのがあるのだけど、この雪でダメージを受けた分を切り戻せば剪定完了となって都合が良いといえば都合が良い。

月曜日の作業となるが、週末のあいだしばし見苦しきことお許しあれ。

2015年1月29日木曜日

カラフル花壇


今日は用事があって都庁へ。

明日は東京でも雪が降るそうで、とにかくここ数日めっきり寒くなった。

高層ビル群に囲まれ、日射もそれほどよろしくないだろうし、ビル風なんかも吹いて土壌はあっという間に乾燥してしまうのではないだろうか。

そうやって考えると、都庁周辺は植物たちにとってなかなか過酷な場所だと思う。

そんな過酷な場所に花壇があって、かなりカラフルに花が咲いていた。



プリムラジュリアンであります。

まぁこの時期に元気に咲いてくれる花なんて限られているので、花のチョイスとしては仕方がない。

でもこの色の組合せがねぇ・・・・

僕は色彩コーディネーターでもないし、色のプロではないのでなんとも言えないが、この花壇の色調はどう思いますか?

赤、ピンク、黄色、白・・・でしょ。

もうちょっと、どうにかまとめることは出来なかったのだろうか?

しばらく見入っていたらば目がチカチカしてきてしまった。


2015年1月28日水曜日

継続は力なり?

8年目を迎えて軽く乾杯

いつも花咲ブログをご覧いただき有難うございます。

お気づきでしたでしょうか。

この花咲ブログは開始来7年が経ち、8年目に突入しました。

ブログの右端欄をご覧いただければ、2008年から日付がうってあるでしょ。

継続は力なり、とはいうけど、果たして力になっているかはちょっと疑問。

でも、自分の中では必要不可欠な備忘録であり、日記であり、勉強の場でもある。

毎日書いていて「ネタ」に困ったことは一度も無い。

それだけ身近に話題が転がっているということだろうか。

そして7年も書いていると、何時の時期に何が咲いている、何が起きているということがスグに分かる。

サクラは去年いつごろ咲いたかな、なんて一発で分かるので、自分としてはとても便利。

さらには、くだらない内容でも、必要があれば調べて書くので多少なりとも自分の中に知識が蓄積されていく感覚はまちがいなくある。

せっかく書いているので、できれば多くの方に読んでいただきたいというのは偽ざる本音だけど、何人に読んでもらっている・・・というのを意識しすぎて変なストレスを感じた時期もあった。

今はまったくの自然体で、それほど多くの方に読まれているわけでないながらも、本当に共感しあえて価値観を共有しあえるような方が読者となっていてくれている実感があるのでとても幸せです。

最近は本筋である「植物」から逸れてしまうことも多いけども、できるだけ身近な季節の植物をとりあげて、散歩が楽しくなるそんなブログを目指していきたいと思います。

これらも花咲ブログを末永くよろしくお願いいたします。

2015年1月27日火曜日

サクラ並木


サクラ並木。

日本国内いたるところにありそうだ。

それだけサクラは人気がある。

日本国内の都市整備が進んだのは戦後のこと。

戦後70年ということは、国内の街路樹の樹齢とも概ねリンクしているのだと思われる。

樹木それぞれに寿命があるが、本来の寿命を全うするのが難しいのが街路樹だろう。

周囲をアスファルトやコンクリートで固められ、土壌の状態は著しく良くない。

さらにその上を車が通り過ぎ、人が歩く。

土壌は踏みしめられ、通気も排水も良いはずがない。

加えて根を張るだけの十分のスペースがない。

車からは排気ガスが垂れ流され、車に最も近い位置にある街路樹はモロに排気ガスを浴び、呼吸している。

こんな劣悪な環境ゆえ、樹勢の衰えはかくせない。

ちょっとした場所から腐朽菌が入り込み、体力がない(免疫力がない)とあれよあれよと腐朽がすすんでしまう。

これは人間も同じこと。

疲れがたまっていたりして、免疫力が下がると風邪をひきやすくなったり、病気になりやすかったりするでしょ。

腐りが入った樹は危険と判断され伐採される。

そんな断頭されたかのようなサクラが並木のなかにチョイチョイと混じっている。

伐られたあとからは「ひこばえ」が・・・

樹木たちのささやかな抵抗という気がする。



土壌や大気汚染だけが問題ではない。

場合によっては電線、電柱との闘いがある。

もちろん優先されるのは人間の都合によって電線や電柱。

こうやってみると、街路樹に何を植えるべきかを真剣に考えないといけないね。

サクラ?キレイでいいじゃない、とそんなにコトは単純ではないのであります。



耐寒キャベツ


キャベツ畑。

霜が降りてうっすら白く化粧をしていた。

この寒さにも負けずに頑張っている。

キャベツには「冬キャベツ」と「春キャベツ」があるのはよく知られている。

生育時期の問題が一番の違いだと思うけど、冬キャベツは葉が厚くて固く、葉と葉の間がグッと狭くなっている。
固いのでロールキャベツなどの加熱調理に向いている。

一方春キャベツは甘く柔らかくて生食に向いている。

しかしこうやって霜にあたっている厳しい環境に耐えている様子をみると、葉が厚くて固いのは、寒さに対抗するためであるわけで、つくづく頷けるなぁ。



こういう耐寒性に富んだ植物の特性を「hardy」と英語では言う。

hardy が耐寒性があって、それに続いてsemi-hardyがあって、耐寒性の乏しい植物を tender と言う。

こういったちょっと役立つ園芸に関する英語について、毎月第二日曜日、池袋のコミュニティカレッジで講座を開いております。

もしご興味があればお気軽に参加してください。

「体験」していただくことも出来ます。



2015年1月25日日曜日

初登り


今年の初登り。

晴天、空はどこまでも高く、とっても気持ちがヨロシイ。

実はかなり久し振りの木登りだったので、基本に忠実に、ひとつひとつを確認しながら慎重に登った。

すると改めて気付くこともあったりして、かなり有意義な日曜日でありました。

今年はこの木登り技術と、樹木医の資格を活かして仕事の幅を広げていきたいと思っております。

2015年1月24日土曜日

落ち葉布団


寒い日が続いていて、まさに冬真っ盛り。

でも、ロウバイやフクジュソウが咲きはじめたと聞くし、サクラなどのつぼみも膨らんできているらしい。

春遠からじ。

しかしまだしばらくの間は冬の寒さをやり過ごさなくてはならない。

落葉樹は冬のあいだは葉を落として、いわば冬眠状態になって余分なエネルギーの消費を抑えている。

キク科の植物たちの多くは、ロゼットといって、草丈を極端に短くして地面に這い蹲るようにして寒さを避け、そしてなるべく効率よく陽を浴びようとしている。

今日落ち葉の間から顔をのぞかせている雑草をみて思ったのはここにも植物たちの越冬テクニックがあるんではないかということ。

つまり、落ち葉が「布団」のような役割をしていて、草の地際の部分を保温しているのではないだろうか。

ちょっと精密な温度計があれば、大気の温度と落ち葉の下の温度を正確に測って、この仮説の正当性を確認してみたいものだ。

となると、闇雲に落ち葉掃除をするのではなくて、ある程度意図的に落ち葉を残しておくのも植物のためになるってことになるね。

2015年1月23日金曜日

一輪のバラ


ATMの機械の上に一輪の赤いバラが・・・。

誰?困ってないか?

あたりをきょろきょろしても人はいない。

こういう一輪のバラを自宅用に買うことはなさそうで、彼女に買ったのだろうか?

デート?プロポーズ?

せっかく買ったのに忘れていってしまっては、うまくいくものもうまくいかないのでは?

なんだかとっても気になる一輪のバラでありました。

2015年1月22日木曜日

屋上緑化それぞれ


昨日は小雪が舞ったし、今日はほぼ終日冷たい雨。

めっきり冬らしくなりました、って当たり前か、真冬なんだから。

今日は来る子ども向けの植物観察イベントの保険契約をするために日比谷に行ってきました。

植物観察だって、屋外で活動する限りは何が起きてもおかしくはない。

もちろん安全には配慮しているけど、万が一に備えて毎度イベント保険に加入しているのです。

しかし、仮にも契約であるので書面でやり取りをせねばならない。

なので毎度、こうやって日比谷まで出掛けて保険契約をしているのです。

保険会社側にすれば、本当に少額の保険料で取り合ってくれなくても仕方ないくらいの小体先でも実に真摯に丁寧に対応してくれるので本当に有難い。

立派な応接室に通されて担当の方がいらっしゃるまで窓から景色を眺めていた。

ある程度の高さに上がると、都会のビル屋上緑化の様子がわかって面白い。

正面やや右の黒っぽいビルの屋上には馬蹄形のようなデザインの緑化がなされていた。


しかし見る限りではベンチがあってそこで誰かがくつろぐ感じでもないし、とても不思議な屋上緑化に見えた。

屋上を緑で覆って、夏場のビルの蓄熱を抑えようということなのだろうか?

緑化の意図、目的を是非聞きたいものであります。


2015年1月21日水曜日

森の仕事


地下鉄の車内広告。


これの東京会場での説明会が来る1月31日(土)13:00~17:00に開催される。

なんとか時間のやりくりができたら様子だけでも見に行きたいと思っている。

もし、自分が生まれ変われたら、人生をやり直せたら・・・

そんなことを考えた場合に林業というのは候補のひとつだなぁ。

今、樹木医資格も得て、木登りも好きで、というだけではない。

日々、森に分け入り木々と対峙する。

もちろん危険もあるだろうし、高収入ってわけでもないと思う。

でもそこには人間が人間らしく生きる大切な何かがあるという気がしてならない。

最近テレビで、東京の桧原村にある「東京チェーンソーズ」という林業の会社に東大出の女性が就職した奮闘記をやっていたのを見た。

東大出ても、女性であっても、惹きつけられる何かがあるのは何となく分かるなぁ。

今からでもやれないことはないと思うけど、やはりどうしてもちょっと遅いかなと思う。

僕もあと20歳若ければ、ひょっとするとチャレンジしていたのではないかと思う。

就職を控えた若い人。
会社勤めだけが仕事ではないよ。
日の出から日の入りまで屋外で、季節を感じ、自然と対峙する、そんなステキな仕事があることも知ってほしい。

ということで、直接の関係はないながらも31日は時間が許せば、雰囲気だけでも見に行きたいと思っているのだ。

2015年1月20日火曜日

ステキな本屋さん



昨日は農業、林業、園芸などの専門書が集まる本屋さんを見つけたよという話。

基本、そこは「新品」の本だけを扱っている。

他方忘れてならないのは同分野の古書の雄ともいうべき「鳥海書房」。

知っていますか?

古本屋さんだけに、今となっては絶版になったような本に巡りあう事ができる場合もある。

一部新品の本も扱っていて、場合によって若干割引になっていることがあるという有難いお店。

因みに神保町には2店舗あるので、時間が許せばその両方を巡りたい。

加えて昨日の農文協・農業書センターも散策ルートに組み込めば完璧だろう。

気の効いた喫茶店もたくさんあるので、買った本をコーヒーをすすりながら読むなんてのも、かなり贅沢なんじゃない?

2015年1月19日月曜日

金脈発見


ここは神保町。

古書店で有名だけど、大手の書籍店も軒を連ねている。

ここをフラフラとしていたときのこと。

信号待ちをしながら何気なく視線を上げてみたらば、そこにこんな看板が飛び込んできた。

時間がなかったので、そのまま通り過ぎることもありえたけど、どうしても気になって自転車を停めて3階の店舗に行ってみた。

行ってみて驚いた。

農業はもちろん、林業、園芸に関する書籍がほとんど揃っていた。

樹木医のテキストである「樹木医の手引き」や、樹木医試験の過去問題集もあった、というあたりからも、かなりニッチな分野を丁寧に網羅していることが分かると思う。

興味のある本がたくさんあって、手にとってジックリ吟味したいのはヤマヤマだったけど、生憎時間がなくてどうしようもなかった。

ひとまず引き上げて、またの再訪を誓った。

なにやら金脈を引き当てたような気分であります。

知らない方で興味のある人は是非行ってみてはどうでしょう。


2015年1月18日日曜日

小さな命


当たり前といえば当たり前。

ドングリも木の実なんだよね。

木々の間を注意深く歩けば、足元にはドングリが「発芽」している光景にお目にかかることもシバシバ。

ドングリは乾燥を嫌うので、森や林のちょっと鬱蒼としたじめじめしたところでこそ生命力を発揮するのかもしれない。

この小さな命がやがてブナ科の逞しい樹木となる・・・

2015年1月17日土曜日

酒と泪と男と女、イギリスとパブとビールと料理

ステーキ発祥はイギリスとの説もあり

今日は恐らく本邦初であろう「パブ」「ビール」「料理」という切り口からイギリスという国を考えるという講座を開催した。

講座のために、過去に撮りためた写真を洗いなおしたのだけど、今更ながら、我ながら、よくぞこんなに写真をとったよなぁと感心するやら、呆れるやら。

イギリス料理がマズイと切って捨てる人がいるが、そういうのを聞くと、「お宅のお嬢さんはブサイクですね」と言われているように思えてカチンとくる。

恐らく美味しい料理にどうやって行きつけるか知らないのだと思う。

そりゃフレンチ三ツ星のような凝った美味しさはないけど、良くも悪くも「素朴」な美味しさがそこにはあるのだと思う。

それがまたビールととても良く合うのだよ。

どうやってそういう店を探すか、嗅ぎ分けるか、どういう料理があって、どうやって頼むかなどなど、意外と知らない「パブのお作法」についてお話したのだけど、あっという間に2時間半経ってしまった。

しかも用意したスライドをすべてお見せできないほど、まだまだ語りたいことはある。

また別の場所でも、ご要望があれば喜んでお話させていただきます。

ソーセージとマッシュドポテトがヨークシャープディングの器に入っている

パブ飯の王道、ソーセージとマッシュドポテト グレービーソースがたっぷりと

ヤバダバダ~ ラムシャンク(ラムのすね肉)

オイスターはギネスとの相性抜群

肉食万歳

2015年1月16日金曜日

日帰りで大阪へ


今日は大阪にて講師の仕事がありまして、早朝から新幹線に飛び乗って行ってきました。

モチロン日帰りです。

行きの東京は晴れていて、富士山も新幹線からクッキリ見えた。

ところがどんどん雲が厚くなっていって、大阪は曇天でどよ~んとしておりました。

講座は3時間。

植物について熱く熱く語ってあっという間の3時間。

いつもであれば、ついでに大阪を徘徊し、ゆっくりして串カツなんぞで〆て新幹線で帰ってくるのだけど、今日はあれこれとやることがあったので予定を繰り上げて帰京した。

ただ一箇所、六甲山のはずれにちょっとした野暮用があったのでそれをこなしてから。

冬の六甲山は落葉樹がスッカリ葉を落として随分寂しい感じ。

道行く人もいない。

とぼとぼ歩いたけど、普段都会では見かけないハンノキの類などを見ながらしばらく歩いた。

川のせせらぎも耳に優しかった。



何か大阪らしいこと・・・・

そうそう、急いで済ませた昼食は「けつねうどん」。

見た目に反してかなり濃い味だったけど、御揚げが甘くて美味しかった。

さぁ明日も講演の仕事があります。

ガンバリマス。



2015年1月15日木曜日

不審者現る


久々のまとまった雨。

冷たかった、寒かった。

夕方出掛けるときにちょうど夕刊の新聞配達のお姉さんとすれ違った。

前髪も何もかもビショビショ。

この冷たい雨でしょ。

ご苦労様というよりも彼女の身を案じてしまった。

郵便受けに新聞や郵便が届くことが「当たり前」であると思ってはいけないな、と今日は強く思った。

さて明日は植物の話をするために大阪へ日帰り出張であります。

3時間に渡って植物についてお話をさせていただくのだけど、なるべく退屈でないように工夫をする心がけでいる。

例えば、種子散布の話も実際にカエデの実がクルクルと旋回して飛んでいくのを自分の目で直接見れば理解も深まるし、興味も一層わくでしょ。

ということで昨日は散歩がてら近所の公園にカエデの実を拾いに出かけた。

落ち葉をどければ、いくらでも落ちている。

しゃがみこんで落ち葉をかき分けて、なにかを物色している様子は、はたから見れば「不審」なんだろうな、たぶん。

できることならこの白いケース山盛りにカエデの実を拾いたいくらいだったけど、ほどほどで諦めた。

さぁ、明日は早起きして大阪へ。

幸いに天気は良さそうだ。

2015年1月14日水曜日

植物と切手

写りが悪いけど、これは鮮明ではマズイので、お許しを

この前、82円切手のデザインがウメなんだよね、と書いたばかり。

そして今日52円切手のデザインがソメイヨシノであると気付いた。

ウメとソメイヨシノ・・・・

ずいぶんと春っぽいではないか。

郵便料金が値上げしても2円切手を足して手持ちの切手を引き続き使っているので、最近の切手を買ったことがなくて今日まで気付かなかった。

ウメやソメイヨシノの切手だって買ったわけではない。

書き損じた年賀ハガキを郵便局で5円の手数料を払って引き換えてもらう際にハガキではなく切手を選んでいるからだ。

だって最近ハガキなんて使わないでしょ。

切手のほうが無駄がないものね。

切手の柄もちょっと気にしませんか?

いつでもどこでも手に入る切手よりも、ちょっと特別な記念切手のほうが送るほうも、送られたほうも気分がアガりませんか?

僕は極力「植物」がテーマの切手を選ぶようにしている。

昨年だったか、一昨年だったか、牧野博士の記念切手はかなりたくさん買い込んだ。

なんか使うのがもったいないくらい。

それとは別に、植物とはまったく関係のない「ぐりとぐら」の記念切手なんかも、ついつい懐かしくなって買ってしまった。

もっぱら請求書を送ったりするビジネスユースなんだけどね。

たかが切手、されど切手みたいなところありませんか?

2015年1月13日火曜日

植物図鑑 冬のご案内


乾燥してるねぇ。

喉とか鼻とか大丈夫ですか。

カラッとして気持ちは良い。

夕暮れの西の空は息をのむほど美しい。

良いことも、悪いことも含めての冬。

そんな冬にあえて植物観察をしようというご案内です。

これはシリーズでやっている子ども向けの植物観察会

春、夏、秋と季節を追いかけてきて、今シーズンの最終回となります。

この子ども向け植物観察会は今シーズンでなんと5年目。

思い返すたびに、よく続いたなぁと思う。

5年もやってきて、真冬には開催したことがなかった。

寒風吹きすさぶ真冬に植物たちはどうやって過ごしているかを楽しく観察できればと思っています。

もちろん今回だけの参加も大歓迎!

残念ながら子ども向けなのでオトナの方はどこかから子どもを見つけてきて一緒に参加してください。

*日時:2015年2月15日(日)10:00~12:00
*場所:代々木公園
*お申込・お問合: event@hanasaka-engei.com

イベント詳細 http://hanasaka-engei.com/event/150215ws.html




2015年1月12日月曜日

やや雑談的な成人の日ブログ


3連休という方も多かったのかな。

僕はまったく連休とは無縁。

土曜日、日曜日と仕事だった。

日曜日は午前1時間半、午後は場所を変えて3時間の講座があった。

講座のダブルヘッダー。

フリーランスゆえ、忙しいことは有難いことだけど、さすがに5時間近く人前で話すと体力の消耗はかなりのもの。

なんか終盤はヨタヨタ、ヨレヨレだったなぁ。

今日は大船まで仕事の下見に出かけてきた。

大船は通過したことはあれど、下車したのは初めて。

有名な観音様も線路越しに拝んできました。

今年は樹木医の資格と、木登りの技術を使った仕事を増やしたいと思っているけど、そんな気配もうっすらと伺える感じかなぁ。

連休明けも忙しいぞ。

原稿の締切り、大学院の授業、大阪出張、イギリスに関しての特別講座開催などなど。

2015年、気合を入れてのスタートであります。



2015年1月11日日曜日

冬の水遣り


晴天続きは良いが、最近の乾燥はかなりのもの。

ベランダの植木鉢もあれよあれよという間に乾いてしまう。

この時期の水遣りは微妙だ。

確かに土は乾ききっているけど、かといって水を遣るのは良いことなのか?

そもそも植物は何のために水を欲するかを考えてみるといい。

瑞々しい細胞を維持するためにはもちろん水は必要だけど、なんといっても光合成するのに欠くことができないからではないだろうか。

冬でももちろん光合成はしているけど、その量は夏のそれに比べれば圧倒的に少ない。

寒い冬場はある意味、休眠して代謝を抑えてエネルギーのロスがないように工夫しているのだと思う。

そんなところにもってきて、乾いているからといって夏場と同じように水をやるのはいかがなものか、ってことだろう。

生かさぬよう、殺さぬようではないが、微妙なさじ加減は、植物の様子を見ながらするのが正しいんだろう。

むずかしいけど、やってみるべし。

2015年1月9日金曜日

梅と切手


切手をはじめ、郵便料金が値上がりして久しい。

当初はやや戸惑ったけど、最近はまぁまぁ慣れたかな。

以前買いためてあった切手は無駄にはできないので2円を足して使っている。

年賀状の書損があったので、郵便局で手数料を払って交換してもらった。

交換できるのはハガキか切手。

どうです、ハガキって使いますか?

ラジオの懸賞なんかで使っていたけど、今はそれもネット経由できるようになったし。

ああ、ハガキがあれば・・・というシーンはまったく思い浮かばない。

なので切手にしてもらった。

82円のハガキを手にするのは初めて。

ほほー、梅のデザインなんだ。

知らなんだ。

冬至を過ぎ、年があけて少しづつではあるけど日が伸びてきた。

そろそろ梅が開花なんて話も聞こえてくるのではないかと思う。

切手を見ながら、遠からぬ春に思いを馳せた。

2015年1月8日木曜日

あってはいけない事


こんなに小さなスペースにメダカ2匹、エビ2匹が生きていて、それを支えているのは水草なんだと思うと書いたのは4日のこと。

冬休み旅行に出かけていた甥っ子から預かって世話をしていた。

そして甥っ子が帰ってきたので、この小さな水槽を返そうと思った日の朝。

いつものようにエサをやろうとしたらば、水底にエビが仰向けになって沈んでいた。

まさか!!

そう思って、明かりをつけ目をこすり再度見てみる。

しかし何度見ても、1匹のエビはご臨終だった。

しぇーっっ!!

あろうことか預かっていた生き物を死なせてしまった。

これって一番マズイことじゃない?

しかし何をしても死んでしまったものは生き返らない。

割り箸をつかって仰向けに沈んでいたエビを拾い上げて処分した。

参ったなぁ、なんて詫びようかなぁ。

正直に申し上げて、毎日エサはあげていたし、エビが死ぬような手抜きというか、心当たりはまったくない。

変に言い訳するのもよろしくないので、正直に話して誤った。

ゴメンね。

すると甥っ子は
「いいよぉ。旅行の間世話をしてくれて有難うね」
とのたまわった。

なんと出来た甥なのだ。

悲しんだり、攻めたりしないで、逆にこちらが気遣われてしまった。

これには1本とられたね。

そんな訳で、今日の水槽は白黒なんであります。