2012年8月18日土曜日

お盆の街路樹剪定


お盆休みでお出掛けの方も多いことだろう。

僕も明日は日帰りで箱根方面に出掛ける予定があるのだが、帰りの東名は渋滞必至だろうなぁ。

都内のお盆時期は、比較的交通量が少ないというのが通例だ。

そんな交通量の少ないときにこそ頑張ろうというわけでもないだろうが、街路樹剪定の作業を何箇所かで目撃した。

上の写真はスズカケノキ(プラタナス)の剪定。
高所作業車に2名が乗り込んで高枝バサミで丁寧に剪定をしていた。

しかし、剪定がかなり浅めで、この程度ではすぐに元通りに茂ってしまうのではないかなぁ、などと思いながらしばらく作業を眺めていた。

そして別の場所ではイチョウの剪定。


この作業は上の写真のスズカケノキの剪定とは全く異なる。

イチョウの根元からはえている 「ひこばえ」 を片っ端から除去し、さらにイチョウの下枝を手の届く範囲で払っている。

街路樹として道路脇に植えられているイチョウの根元からワッサワッサとひこばえが伸びて茂ってしまうと、道路の見通しが悪くなって危険だ。

イチョウの下枝も道路に垂れ下がるくらいになってしまうと、これも視界を遮ってしまう。

というわけで、これはイチョウの樹形を保つとかそんなことが目的ではなくて、単に見通しを良くするために機械的にガンガン切っているのだ。

一言で街路樹剪定といっても、その目的は様々である。

車線をひとつふさいで作業を行うわけで、そりゃ交通量が少ない方が良いだろう。

月曜日のお盆明けに、ちょっとスッキリした街路樹に気付くドライバーは果たして何人いるだろうか・・・。



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