2012年8月6日月曜日

come rain or come shine


久しぶりの雨。

期待したほど涼しくはならなかったが、それでもちょっとホッとした。

植物たち、とくに路傍でけなげに頑張っている植物たちにとっては恵みの雨だったかもしれない。

さて、今日は傘の話。

今日雨が降ったということもあるが、先日お目に掛った方から
「ブログで書いていた日傘見せてください」
と言われたのだった。

生憎、そのときは持ちあわせておらず、御披露することができなかった。

実はちょっと前に炎天下で日傘をさす機会があって、その快適さにスッカリ感激してしまい、自前の日傘を手に入れようと思ったのがきっかけだった。

でも日傘は「女性のもの」というような固定観念があって、男子たるもの・・・という気持ちはあった。
日傘なんか差しちゃって自分がなんとなく女子化していくような懸念もなかったわけでもない。

しかし昨今の殺人的ともいえる強力な日差しに辟易していたので、なるべく男っぽい日傘を探してみることにした。

そして見つけたのが上の写真の日傘。

表面が銀色にコーティングされていて、ゴルフ場でよく見かけるような日傘となっている。
しかし内側がグリーンになっているので、ゴルフ場で貸し出される日傘のような野暮ったさはない。

さらにこれが折りたたみになっているのだ。
しかも3つ折れ。

なので差すとなかなか大ぶりで紫外線から身を守り、たためばかなりコンパクトでカバンの中にスッキリ収まる。

そして、なんと日傘+雨傘兼用。
なので、突然の夕立にも対応できるのだ。

なんちゅースグレモノ!

早速、炎天下の中この日傘を差して出掛けてみた。

もう体感気温が数度違うよ!
自分だけの日陰を引き連れて歩いているようなもので、ちょとした御殿様気分に浸れること請け合いである。

ただ、正直に申し上げれば、男子の日傘というのはまだ目新しいことは否めず、すれ違う人の視線をバシバシと感じた。

かなりの変人と思われただろうか?
ガタイの良いお姉系と思われただろうか?

どう思われようが、構うまい。
他人の視線よりも、快適性をとるゾ。

たまたまコレを買ったけど、あとでデパートで物色してみると、馬に乗って棒を振りかざしているブランドの折りたたみ日傘なんてのもあって、選択肢が結構あることが分かった。

なにぶん今年は日傘デビューイヤーということで、おっかなびっくり試しつつやってみようと思っている。


傘といえば、僕は普段から雨が降ってもよっぽどでないと傘を差さない。
「イギリスの影響ですか?」
なんて良く言われるが、そうではない。

ズバリ面倒くさいのだ。
傘を差しているときは良いのだけど、電車に乗ったりして傘を持っていることが煩わしいのだ。
雨が止んでいるのに、家に帰るまで傘を持ち歩かなくてはならいときなど、かなりブルーになる。

どこかに置き忘れるのもイヤだし、店先で誰かに盗られてしまうのもイヤだ。

なので大抵は帽子をかぶったり、ウォータープルーフのジャケットなんかを着て凌いでいるのだ。

そんな傘嫌いに矛盾する買い物を最近してしまった。

世界的に有名なイギリスの傘メーカー Fox Umbrellas というのがある。

ここの傘を衝動的に買ってしまったのだ。

お店に並んでいたその傘は、「買っていっておくれよ、連れて帰っておくれよ」 と僕に話しかけてきた。

で、レジにて何となくお財布を開いてしまったのだった。


これはいわゆるゴルフ傘でバカみたいにデカい。
でも、いわゆるゴルフ場でおじさんたちが差しているようなゴルフ傘ではなく、なんとなく洒落気がある。

大きい傘というのは雨が降った時になんとも言えない安心感があるね。

この傘、まず色が良い。
4色の異なる緑色。

傘の柄も Chestnut ということなので、クリの木なんだろうか。
天然モノなので世の中にふたつ同じ柄は存在しないというあたりも良い。



良いところもあるがモチロン欠点もあって、バカみたいに大きい分、バカみたいに重たい。
かなり良い腕のトレーニングになると思われる。

前述の、僕が傘を持ち歩かない理由に真っ向から矛盾する買い物をしてしまったことになる。

でも、これで雨の日でも気分がアガると思うなぁ。

晴れたら日傘を、降ったら雨傘を、いかなる天候にも備えは盤石であります。



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