2012年8月1日水曜日

ヒマワリをめぐる2つの発見


今朝のラジオ、自分で聴いてみてなんとも歯がゆいカンジであります。
伝えたいことがちゃんと話せていないということが一番後悔してしまう部分。

頭の中にアレもコレも・・・と浮かんできて、うわーっとなっちゃうんだろうね。

それとなんとも早口で驚いた。
普段もあんなに早口なんだろうか?

自分が話しているのを自分で聴くなんてことは滅多にないのでとても不思議なカンジがした。

「・・・なんのこと?」
もしくは
「聴き逃した」
という方はこのコーナーだけのPodcast配信があるので聴いてみてください。

いやいや便利な時代になったものです。

さて、昨日のヒマワリ3兄弟の後日談。

日々愛情込めて丁寧に水をやっているのだけど、そうしたらば2つの発見をした。

発見その1は、ヒマワリに支柱根が生えているということ。

支柱根とはその名が指すように、植物を支えるための根である。

根は通常土中にあって、①呼吸し ②水分・養分を吸い上げ分配し ③自らを支える という役割を果たしている。

なので支えることは珍しくないのだが、それは土中での話。

このヒマワリのように地上の茎の部分から根が出ているのは、ヒマワリを支えるために特に発達したものだと考えられる。

同様の支柱根はトウモロコシなどにも見ることができる。

へー、ヒマワリにも支柱根がねぇ・・・

この鉢植えのヒマワリは品種改良によって小さく仕立てられているが、本来のヒマワリというのは2メートル程度になるノッポさんなので、そんなヒョロリとした身体を支えるにはそれなりの工夫が必要なのだろう。

そして発見その2.
申し上げているようにこのヒマワリは4兄弟だった。

でも子供たちとの観察のために、一番大きな花が咲いていた株の茎を根際で切った。

今朝水をやろうと、じっと見てみたら、切った茎の切り口に表面張力で水が溜まっていた。

茎の先がなくても水を吸い上げているのだ。


これをみると吸い上げているのではなく、根の方から水を押し上げているのだな、なんてことが想像できる。

葉も花もないのに、スゴイ生命力である。

身近な植物でもじつに色んな発見があるものであります。



2 件のコメント:

tomaco さんのコメント...

ラジオ聞きました!!
イングリッシュガーデンて何ですか?と私もイギリスに行っていたことがあるのでよく聞かれるんですがいつも困ります。短い時間で説明するのは大変ですね。

ひまわりの支柱根。そういう名前があり、そんな役割があるものだったのですね。勉強になります。セイタカアワダチソウにも出ているのを見ました。

tomaco さんのコメント...

ラジオ聞きました!!
イングリッシュガーデンて何ですか?と私もイギリスに行っていたことがあるのでよく聞かれるんですがいつも困ります。短い時間で説明するのは大変ですね。

ひまわりの支柱根。そういう名前があり、そんな役割があるものだったのですね。勉強になります。セイタカアワダチソウにも出ているのを見ました。