
昨晩遅くから降った雨が朝も少し残り、曇りの今日は直射日光から久々に解放されて正直ホッとする。
昨日、カメラを抱えて散歩に出掛けたときに見掛けたのがこれである。
植物の中にはその植物固有の特徴を持つものがある。
なのでそれをを見るとそれが何なのか一目瞭然であったりする。
今日ご紹介する ニシキギ Euonymus alatus もそんなユニークな特徴を持つ植物のひとつである。
何がユニークなのか?
枝を良く見ていただきたい。
茶色くて太いでしょ。
でももっとジックリ見てもらうと、枝そのものは緑色であり、枝から飛び出した平べったいものが茶色なのが分かる。
枝に木工工作で木の板をくっつけったみたいだ。
男性であれば子供のころ作った飛行機の模型を思い出す人もいるかもしれない。
模型飛行機で使った バルサ の雰囲気に良く似ているから。
でもこれはバルサを接着剤でつけたものではない。
枝から出たコルク質の翼なのだ。
ニシキギはその名 錦木 が表すように秋の紅葉が錦のごとく美しい。
当然、紅葉のあとは落葉する。
落葉して残った枝にもこの翼は残っているので、枝を見ただけで あっ、ニシキギ! と分かる。
それにしても何でこんなものが出来たのだろうか?
不思議じゃない?
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