この前、都心のド真ん中を歩いていたらば、とある喫茶店のあるビルにフジが絡みついて大きく育っていた。
ビルの高さは5階なのでざっと10メートルくらいはあるだろうか。
フジはいうまでもなくマメ科の植物であり、成長もまずまず早い。
天に向かって伸びる様子を見ていてジャックと豆の木を思い出した。
根元はたったひとつの大きめの樽のような鉢に支えられてた。
これだけでビルの上の方までちゃんと育っているというのはかなりスゴイ。
しかも元気そのものである。
横の電柱にもひけをとらない位しっかりしている。
今の時期は葉っぱだけだけど、これに花が咲いたらば結構壮観ではなかろうか。
フーン と数枚写真を撮って再び歩き始めた。
角を曲がってまっすぐ行くと、左手のビルが植物で青々としていた。
今、はやりの壁面緑化の類かなと思って近づくと、ナントこれもフジだった。
しかもたった一株のフジである。
このビルは10階建てくらいなので、さっきのビルの倍くらいある。
さらにこのフジはタテ方向に伸びるばかりでなく、ヨコ方向にも誘引されて茂っているのである。
これはスゴイ。
こうなると、このフジのあるビルなんてのはちょっとした名所になりうる。
宣伝をうまくすれば花が咲く頃、全国から見物客がやってくるに違いない。
2 件のコメント:
名前はフジビルだったりしてww
建物は傷まないのかな?
フジはツルが巻きつくタイプなので、ツタのように吸盤のタイプに比べて建物へのダメージは少ないのではないかと思います。
このビルはフジをヨコに誘引するために、専用のワイヤーを張っていました。
やる気マンマンです。
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