森の効能
今日もうだるような暑い1日だった。
言ってもはじまらないが、とにかく暑い。
で、今日はちょっとした仕事があって、北関東方面の森にいた。
直射日光が射す場所はたしかに暑いのだが、森の中に入ると涼しい。
イヤ、涼しいというのはちょっと言いすぎで、確かにまだ暑いのだけど、耐え難い暑さではなく、自然と受け入れてしまえるような暑さだった。
様々な緑の葉っぱに遮られて、程良い日の光が注いでくる。
耳を澄ますまでもないが、セミの声、鳥のさえずりなんかが聞こえてくる。
セミだってミンミンと暑苦しいアブラゼミばかりではなく、ヒグラシの涼しげな声色もなんとも都会離れした感があってヨロシイ。
目を凝らしてみれば足元には色んな虫たちが歩き回っているし、目の前には大小様々なトンボが飛び交っているし、木漏れ日に光るのはクモの巣であったりする。
なんちゅーピースフルな空間だろうか。
後になって手を洗おうと蛇口をひねったらば冷たい水がでてきた。
花咲ジジイはあまり冷房を好まず、かわりに水浴びをよくするのだが、都会で水を浴びようと蛇口をひねって出てくるのは生ぬるい水、というかお湯でゲンナリしてしまう。
これくらいピリッと冷たい水だったらば行水の効果もより高いと思うのだけど。
とにかく植物がつくりだす日陰ってのは本当に偉大だと思う。
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