まあ、お掛けなさい
交通量も多い、千代田区のわりと大きな交差点。
そこにはお茶箱などの木箱で出来たプランターに色んな植物が植えられていて、さらに手作りと思しき小さなベンチが置いてあった。
このベンチも手作り感がいっぱいというか、背もたれなんかは流木で作ったのではないかと思うくらい湾曲していて、座る部分も微妙なカーブをなしている。
昔、といってサザエさんのリアル世代のころの古き良き昭和では夏の暑い時期は夕方縁台を往来に出して将棋をさしたり、ビールを飲んだりしていたと聞く。
この小さなベンチも往来を忙しく行きかう都会のサラリーマンに まあ、せめて信号が変るまでの間、ちょとお掛けなさい と言っているように見えなくもない。
ベンチは植物たちに囲まれて、座ったらばそれはそれなりに気持ち良さそうである。
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