松尾芭蕉の12本
ここは東京都文京区。
地下鉄の駅でいうと有楽町線の江戸川橋駅の脇に神田川が流れていて、その脇に江戸川公園という細長い公園がある。
公園を歩けば、その先には椿山荘なんかがあって緑豊かな場所である。
さらにその脇には 関口芭蕉庵 なんかもある。
松尾芭蕉(1644-94)は4年間この地に住んで神田上水の改修工事にたずさわったと言われている。
そのへんに因んで、東京都みどりの推進委員という方々が、芭蕉の俳句に詠まれた植物から12種類を選んで散歩が楽しくなるようにしてあるのだという。
文学と植物のコラボだな。
その12種類の栄えある植物たちとは・・・
サクラ
ツバキ
カヤ
バショウ
カキ
カエデ
シイ
ウメ
タケ
ムクゲ
ハギ
フジ
なのだそうだ。
ふむふむ松尾芭蕉ね。
夏草や兵ものどもが夢の跡 あれっ、夏草じゃダメだ。
閑さや岩にしみ入る蝉の声 あれっ、植物が出てこない。
うーむ困った。それくらいしか知らないぞ。
そんなアナタのためにサクラを使ったやつをご紹介しよう。
さまざまの事おもい出す桜かな
とか
吉野にて桜見しようぞ檜の木笠
とかさ。
えっ?さすが花咲ジジイですって?
実は公園の桜に木に解説板が付いていて、そこに書いてあったのだ。
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