路傍のトマト
雑草ってなんでしょう?
これは以前花咲ブログで触れた話題かもしれない。
広辞苑によると 自然に生えるいろいろな草。また農耕地で目的の栽培植物以外に生える草。 とある。
自然と生えるいろいろな草 ってなんか意外な定義じゃないか。
じゃぁ、野草は?
野に生えている草。
そのままじゃぁないか。
実は街路樹の植え込みのサツキなんかに紛れて、トマトが育っているのを見つけたのだ。
誰かがここでトマトを育てているというのはちょっと考えづらい。
となると、誰かが植えたのではなく、自然と生えたとなれば、このトマトは雑草であるといえる。
なーんか不思議な感じだがそうなるのだからしょうがない。
どうしてこんなところにトマトが生えたのか、考えるに、都会の生ゴミのなかにトマトがあってそれを食べたカラスの糞にトマトの種が混じっていた、とか、ベランダ菜園で育てていたトマトをかじった鳥の糞にトマトの種が混じっていた、とかではないだろうか。
鳥が果実をついばんで飛んでいった先で糞をして植物がそのテリトリーを広げるというのはよくあることなのである。
イヤ、植物たちはそれによって自分たちの種がより遠くへ行くように、鳥たちにとって美味しそうな実をつけるのである。
美味しいものあげるから種を運んでね という取引が成立しているのである。
なんでこんなところにこんな植物が?? というときはその種がどうやって旅してきたか考えるとその答えが想像できる。
旅する種たち・・・・ なんかロマンチックではないか。
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