今日から9月。
新学期というおたくも多かったのではないだろうか。
花咲ジジイが子供のころは、宿題を先送りにしていつも8月30日と31日の2日間は泣きながら宿題をやっていたという話はこの前書いた。
この前、甥っ子のアサガオ観察記に付き合った。
種の観察を、ということで、甥っ子は観察ノート、クーピーペンシル(懐かしい!)、鉛筆などとともに家で育てるアサガオから種の部分を持ってやってきた。
ところがここで問題発生。
種の観察なんだけど、子房が膨らんで種がつくらている段階で、あのアサガオの黒い種がまだ期待できないシロモノを持ってきたのだ。
あのさー、これはさー、これから大きくなって熟すと種になるんだよ。
でもさー、これはさー、まだ熟してないの、ホラまだ緑色してるでしょ。
しばらく歩いても、なかなか見つからない。
あっ、あった!!
と思っても、それはセイヨウアサガオであって、子供のやるべき種の観察においてはまったくの別物だったりした。
セイヨウアサガオ Ipomoea tricolor といわゆるフツーのアサガオ Ipomoea nil では似て非なるものである。
しばらく歩いていて、見つからないので一旦退却して作戦を練り直そうとして家路についたとき、ちょうどとあるお宅の前に鉢植えのアサガオに幾つかの種がなっていた。
これだよっ!!
早速間近に観察して、少なくとも4つの実がなっていて、いずれも観察に適した成熟具合であることを確認。
実をササッといただいてしまおうかと悪魔がささやかなくもなかったが、いたいけない子供の手前 スミマセーン と家の方に断っていただくことにした。
家の方はとてもカンジのヨロシイ方で ドーゾドーゾ好きなだけ持っていってください と協力してくれた。
甥っ子に 「有難うは?」 とお礼を促して花咲ジジイもナイスな叔父ぶりである。
ビニール袋にアサガオの実を4つ入れて意気揚々と帰宅して、麦茶を飲みながら観察を開始した。
色は?形は?とんがったのは何本ついてる?中の種は幾つ?種は何色?種は硬い?などなど尋ねながらやるのだけど、そこは子供なのでスグに飽きてしまう。
よーく見て描いてごらん。
彼の観察を見守る。
どーにか、こーにか、描きあげると、早速遊びを始めた。
種を殻にひとつづつ乗せて お舟 なんだそうだ。
良いなぁ、この位の年齢に戻りたいものだよ。
えっ? あんまり精神年齢は変らないですって?
まぁねぇ・・・・・
2 件のコメント:
朝顔の種って寿命が長いんですよね。
普通に数年後撒いても芽が出ますもんね。
学校でやった植物の種を毎年撒いていたりしますよ。甥っ子の採ったタネを来年是非撒いて育ててね。
昨日の夜NHKの教育番組でアサガオの交配をしているおじいさんの話を丁度していました。
種を蒔くときに、やすりで種の表面を削ったり、お湯につけることで発芽しやすくなる・・・と言っていましたが、裏返せばこれは種の表面が固くて長持ちするということかなと思います。
ぴーさんのおっしゃる寿命が長いというのは当たっていると思います。
収穫した種は 「来年まくんだよー」といって甥っ子に託しました。
来年思い出して蒔いてほしいものです。
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