2010年9月9日木曜日

Oh my god!!
     
題名を見た方から 欧米かっ! と聞こえてきそうだが、思わずそんな言葉が飛び出そうになった。
    
このお宅にある、丸坊主の木は何でしょう?
   
答えはサクラであります。
     
サクラは剪定に対してとても弱くて、切った切り口から菌が入ったりして枯死することも多く、扱いには細心の注意を要すというのが定説である。
     
サクラ切る馬鹿、ウメ切らぬ馬鹿 っていうのもその辺からきていると思う。
     
よって剪定は極力最低限に抑えて、切った切り口には菌が入らないように薬を塗布する。
    
ところが、このサクラはそんなことはお構いなしに適当なところで ぶった切られている。

言葉は悪いが、でもそんな感じの荒々しい処理である。
     
さらにヨロシクないのは、切り口がスパッときれいになってはおらず、残った枝の皮がむけてしまうという最悪の剪定がなされていることである。

これでは、サクラでなくともツライと思うなぁ。
       
この家の方がやったのだろうか? それにしてはかなり太い枝、しかもかなり高い場所の枝が豪快に切られている。

では、プロの方がやったのだろうか? こんなプロがいるとはちょっと考えがたい。

まさに悪魔の所業である。
    
このサクラが果たして元気に復活するのか、はたまたこのまま枯れてしまうのか、しばし経過を見守りたいと思う。

2 件のコメント:

ぴーさん さんのコメント...

こんな桜見たこと無い...
梅はバツバツ切りますが、桜とは...
ヒマラヤ杉のようですね。
まだ、救われるのが、新芽っぽいのが見受けられるとこですかね..

花咲ジジイ さんのコメント...

そうですね、樹形のシルエットだけでは、まず何の木なのか当てることはできないと思います。

植物のもつ生命パワーに期待したいところです・・・。