2010年9月24日金曜日

道路のみどり
    

申し上げましたように、この夏の暑さのために参ってしまっている植物たちが沢山いる。
   
でも酷暑がなかったとしても、彼らはなかなか厳しい条件の下、頑張って生きている。
   
何がどのように厳しいか?
まずなんといっても、道路脇ということで車の排気ガスをモロに浴びる。
煤(すす)のような不純物が葉について黒ずんでしまうのを見たことがある人もいると思う。
こうなると葉の気孔という穴を使って呼吸したり蒸散したりするのに支障をきたす。
さらに、葉の上にうっすらと煤が積もれば光合成をするための光をしっかりと受け止めることができない。
   
それ以外にも、誰かが定期的に水をやっているわけではないので渇死する危険を常にはらんでいる。
  
こんなに頑張って生きているのに、皆様方からの関心が薄い。
それだけではなくゴミを植え込みに捨てていく心無い輩も時折見掛ける。
   
標識に書いてあるように彼らは
街路樹と共存して都市の美観を保ち、人々に安らぎと潤いを与えてくれる のである。
  
もっと敬意をはらいたいものである。
   

植え込みの中にはゴミなどを置かないでください ね。
ゴミを置く・・・・? ゴミを捨てるってことかな。
収集にくるまでの間ゴミを植え込みに置く というのであれば、それはそれでたちが悪いなぁ。
  
  





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