2010年9月11日土曜日

スプリンクラー  sprinkler
   

数日前の大雨のあと、スーッと涼しくなって やっと秋めいてきたかっ と嬉しくなった方も多かったのではないだろうか。
   
しかし、今年の異常気象はまだ終わっていなかった。
昨日も今日もなかなかの暑さで、これが9月かと思うとにわかに信じ難い。
   
日差しの強さといい、ムッとする湿度の高さといいまだ夏真っ盛りという気がしてしまう。
   
ちょっと気付いたことといえば、セミがぱったりと鳴かなくなったこと。そしてかわりにコオロギなどの虫たちが涼しげになくようになった。
これはたまたまウチの近所だけかもしれないけど。
   
前にも述べたが、植物たちは気温よりもむしろ日照時間で季節を感じているフシがある。
そういう意味ではもう秋の気配なのだが、気温の高さによって失われる水分は真夏のそれと大差がないと思われ、植物たちも あれっ、夏なの?秋なの? と混乱しているに違いない。
   
通りかかった芝生のきれいなグラウンドではスプリンクラーが元気に稼動していた。
これだけたっぷりと水をやれば芝生もシアワセってものだ。
ご覧のとおり青々としている。
   
芝はたっぷり水を吸い上げ、気化熱の原理で周囲の気温が少し下がり、視覚的にも涼しいというメリット満載の夕方の水遣り風景でありました。


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