明日から連休後半。
今日は生憎の雨。
明日も降るらしい。
さて本来であれば風薫る5月ってことで、新緑が目に優しい良い季節である。
でも注意して地面を見ていると落ち葉が多いことに気付かないだろうか?
何をバカな。
紅葉して落葉するのは秋から冬にかけてでしょっ・・・・
それは確かにそうなんでありますが、それは落葉樹の場合であります。
樹木には常緑樹といって、冬の間にも葉を落とさず年中青々としているものもある。
そういった常緑樹はズッと葉を落とさないのか?
そうではありません。
古い葉と新しい葉が入れ替わるのがこの時期なんであります。
一番典型的なのがクスノキかもしれない。
クスノキの大木の下にいくとご覧のようにあたり一面落葉で茶色くなっている。
同様の現象は程度の差こそあれど、多くの常緑の高木、潅木で起きている。
枯葉掃除が大変なのは何も秋だけではないのだ。
因みにだが、こうやって常緑樹の葉が春に落ちることを
常盤木落葉 ときわぎおちば
といって、俳句においては初夏の季語となっている。
常盤木とは常緑樹のことだが、「ときわぎおちば」って、これだけで7文字もあるので、5・7・5の俳句フォーマットに一発で組み込むのはなかなか難しそうだ。
「常盤木」と「落葉」を分割して表現する作戦が良いのだろう。
常盤木の落葉かさなり山探し (子規)
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