今朝の朝刊一面には天皇陛下訪英の記事。
『両陛下、ロンドンの庭園ご散策』
という見出しで、天皇、皇后両陛下が手をつないでロンドンにある日本庭園を歩く写真が載っていた。
この公園はHolland Parkといってロンドン西部にある公園だ。
ここには1991年に「ジャパンフェスティバル」が開催されたときに純和風の日本庭園「京都庭園」がつくられた。
両陛下はこの京都庭園を仲むつまじく散策されたのだ。
在英日本人約500人が歓迎したらしいが、両陛下の脇にそっと寄り添うように白髪、白ヒゲの柔和な顔をした英国人がいた。
新聞各紙で、結構この紳士は写真におさまっている。
この人は何者か、というとキューガーデンの前の前の園長であるギリアン・プランス(Ghilliean Prance)であることに気付いた人は少ないかもしれない。
1988年~1999年キューガーデンの園長としてその名を残した。
今もこうやって日本国から天皇陛下が庭を散策するというと、どこからか声が掛かって業界の重鎮、オーソリティとして解説をしたりするのだろう。
僕は英国内の「日本庭園」というものに興味を持って色々と見て歩いたことがある。
学校でも研究の題材として取り上げて論文も書いたのだが、そのときにこのHolland Parkの日本庭園も見に行った。
なんでロンドンのこんなところにこんな立派な日本庭園が?と驚いたことを覚えている。
公園側も天皇陛下が訪問されるということで、全力をあげて整備したんだろうなぁ。
写真にチラリと写った竹垣もキレイになっていた。
写真でもっとも印象的だったのは天皇陛下の笑顔だった。
たしかオックスフォード大学にも留学されていたことがあり、英国とのつながりは強いようだ。
日本では日頃の多忙な公務に加え、東日本大震災もあったし、御自身の心臓手術なんてこともあった。
でも久し振りに英国を訪れて、ちょっとだけ緊張が和らいでホッとしたんだろうなぁ。
そんな感じがする、とても良い笑顔の天皇陛下が新聞一面にあった。
天皇陛下と入れ替わりって訳ではないが、僕も来週月曜日から一週間渡英します。
遊びに行くわけではないので、現在事前の準備をせっせと進めている最中であります。
お陰様で参加者の皆様に喜んでいただけるのではないかという準備の目処もたった。
あとは天気が良いことを祈るばかりであります。
久し振りのイギリス行きに気持ちがエラく高揚してきた。
一方、やらねばならない仕事が山積みなので心中はとてもフクザツでありますが・・・。
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