今日はどうしたってこの話題は避けられないだろう。
母の日。
母の日にはカーネーションを贈る習慣がある。
なんでカーネーションか、というあたりは他の方のブログなどにも書いてあると思うので、ちょっと別の角度から花の日について考えてみよう。
花を扱う業界、すなわち花卉業界にとって母の日はまさに書き入れ時である。
普段花を買う習慣の無い人でも、店頭に並べれらる母の日用の花束を見てちょっと煽られる部分もあるだろう。
因みに切花の売上げベスト4は1位キク、2位カーネーション、3位バラ、4位ユリとなる。
キクはさまざまな需要が考えられるが、なんといっても仏花としての需要が大きいだろう。
そしてカーネーションは堂々の2位。
母の日の力は偉大である。
当たり前といえば当たり前だが母の日に向けてカーネーションの値段は上がっていく。
これは需要と供給の問題で資本主義社会をそのまま体現している。
今日は池袋で「実践、楽しく身につく園芸英語」を終えて電車で移動しようとしていて、駅の地下街にある花屋さんに目がとまった。
いつもはそこそこバラエティに富んだ品揃えなのだが、今日に限っては母の日ブーケ一色になっていた。
花束を見てみると肝心のカーネーションは中心部に数輪あるだけで、あとはガーベラなどが周りを固めていた。
恐らく前述のごとく需要と供給の関係でカーネーションの値段が高いので、別の花も混ぜることで花束としての見栄えを保ちつつ、価格を抑えようという工夫ではないかと思うのだがどうだろう。
何も高いときに皆と一緒のタイミングで花を買う必要はない。
いつだって花を貰えればお母さんは嬉しいと思うよ。
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