2012年5月23日水曜日

チェルシーフラワーショウ2012


おはようございます。

ただいま午前3時20分。
またしても変な時間に起きてしまいました。

時差への順応が遅れてきたあたり、年齢を感じずにはいられないカンジであります。

さて、昨日はツアーの第一目的であるチェルシーフラワーショウへ繰り出しました。

予報では20度超えとのことでしたが、朝はどんよりとして肌寒いくらい。

ショウの初日、開門(8:00)と同時に入場すべく早めの出発。
ゲート前にはすでに入場を待ちわびる行列ができていて熱気がムンムンと伝わってきます。

雨が降っていないことにまずは感謝し、ツアー参加者の皆様と一緒にショウガーデンを中心に会場内の位置関係などを確認しつつ回りました。

どこに何があるのか、そしてどういったところを見れば良いのか、そして僕の作った「攻略本」の使い方など、まだ比較的すいている場内を皆で移動。

しばらく一緒に回って、皆さんが要領を得てならし運転を終えると、それぞれのご興味、それぞれのペースでということで自然とグループが小さくなっていっていきます。

その頃から晴れ間がでてきて会場が明るくなってきました。
それからは明るいなんてものではなく、暑くなってきて気温も20度を楽々こえて30度近くまで上がったのではないでしょうか。

「荷物はできるだけ少ないほうが楽ですよ」
なんて声を掛けておきながら自分の荷物が多いのに加え、脱いだ上着をカバンに詰めたらパンパンになってしまい、かつ重たいのでゲッソリ。

シャンペンを売っている屋台、アイスクリームの屋台には長蛇の列ができ、さらにどんどん会場内に流れ込んでくる人。
お昼過ぎあたりがピークだったのではないでしょうか。

座る場所もすぐには見つからず、階段の手すりに寄りかかりながら立ったまま買ってきたサンドイッチを頬張りました。

参加者の皆さんは13時に迎えにきたバスでだいたい帰られたと思われます。
それでも入場から5時間もあるわけですから十分といえば十分。

しかし自分にはショウの全てを見るという自ら課したミッションがあったので、それから人ごみをかき分けながら進みました。

昨日書いたようにショウガーデン最優秀賞はサラ・プライス、クリーブ・ウェスト、アンディー・スタージョンのいずれかと予想しておりましたが結果クリーブの2連覇となりました。

自分の予想根拠としてはクリーブ、アンディとそれぞれ受賞歴があること、サラはまだ若い女性であることから、新たなスターを送り出して業界をさらに活気づけようという意図からもサラではないかと思ったわけですが。
3人それぞれ見ごたえのある庭で誰が受賞してもおかしくなかった気がします。


受賞したクリーブの庭は大きなトピアリーをシンメトリーに配しているのが特徴で、フォーマルなフレームのなかに柔らかい植栽を施して独特の雰囲気を醸しだしています。

・・・ということで、「全てを見た」と納得して時計を見ると18:00になろうかという頃で、ほぼ10時間会場で歩き回ったことになります。
人ごみが苦手な割りにかなり頑張ったのではないか、と。

その後で飲んだビールは美味しかった!

疲れもあって、部屋にもどってシャワーを浴びると倒れるように寝たのが恐らく22:00頃だったでしょうか。

で、こんな時間にパッチリと目が覚めてブログなど書いているという訳であります。

天気予報によればどうやら今週一杯は好天が続くそうで、本当にラッキーだと思います。
我々が到着する前日まで雨も多く寒かったというのですから。

チェルシーという山をこえて今日はロンドンに留まりますが、以降ヨークに向けて北上します。

「名園」を巡るのですが、また楽しいご報告ができると思います。
それでは今日はこのへんで。


 

2 件のコメント:

thank you さんのコメント...

花咲先生 お疲れ様です。
日々 植物に癒されて
お花は大好きですが
時間とお金をやりくりしてまで
イギリスに行く熱意のない
ほどほどの園芸好きには
先生のブログから吹いて来るイギリスの風が 
とてもエキサイティングです。
チェルシーフラワーショーに10時間ですかぁ!
すごいですね〜〜!
どうぞ 素敵な御旅行を!
(あっ、先生はお仕事でしたね!)

花咲ジジイ さんのコメント...

thank youさん
thank youです!

ほどほどとおっしゃらずに是非お出掛けください!
イギリスの親善大使でもなんでもありませんが本当に良いところですよ。

引き続きブログもご覧になってください。