実は街は植物で溢れている。彼らは色、カタチ、ニオイなどで「ここにいるよぉ」と静かなるメッセージを出している。そこには時として胸を打つドラマがあったりもする。そんなやもすると見過ごしてしまいそうな愛すべき彼らにあまり肩肘張らずにゆる~いカンジでスポットライトを当てる。日々の「あれ何だろう?」という好奇心に素直に向き合うブログ。
2011年8月31日水曜日
マジカル東京
台風が近づいているんだそうで。
日曜日は例の子供たちとの自然観察をする予定なので、今はひたすら念ずるしかない。
さて、今日用事があって出掛けた先で興味深い場所を見つけた。
歩いていたらば植栽やデザインに凝ったエントランスのマンションを見かけて足を止めた。
「なるほどねぇ、結構凝ってんなぁ」と思って、導かれるように中へ入ってみた。
緑溢れる中庭で水路が走っていたりする。
あたりをキョロキョロしていると、建物の壁に TITANIC と書いてあって船の側面を模した黒とエンジの2色の線が目についた。
これは・・・ ひょっとしてあのレオさまの出世作、映画タイタニックをモチーフにしているのでは?
それが証拠に木樽がちょこんと置いてある。
船の甲板のようなイメージか。
さらに奥に分け入ると、なんと船の船首であろう形をしたマンションエントランスが出現した。
ここでデカプリオとケイト・ウィンズレットが両手を広げたあの名シーンが再現できるわけだ。
見れば大きな舵もついている。
なんちゅう、マンションだ。
オトナたちが真面目な顔をして企画会議繰り返し、結果これを作ろうという結論をだして、実際にこれを作ったのだろうから、かなり勇気があるといえる。
洒落っ気があるといえば良いだろうか。
花咲ブログなので植物にも目を向けてみる。
フェニックスなど南国的な植栽となっている。
テラスにはテーブルとイスがあって、その脇にはヤタイヤシ Butia yatay が存在感を放っていた。
他にもバーベキューができる場所があったりして、このマンションに暮らすと色んな出会いや交流があって楽しそうだ。
ふらりと10分程度散策したのだけど、いやいや東京ってところは色んなものがあるなぁ。
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2 件のコメント:
マンションの植栽は、見た目と雰囲気が肝心かつ最優先。たぶん、ジジイさん的に「なぜここにこの植栽?」みたいなこともたくさんあるのではないかなと。手入れも基本的に業者さん任せなので、ときどき枯れて気の毒なことになっている木や草花もあります。
緑に囲まれて暮らしたいけど維持管理はお金で解決という・・・、これが都会生活ですね。
じゅんぺいさん
コメント有難うございます。
最優先は、たいていの場合「お金」でしょうね。
共有部分だし、マンションは部屋に皆さんお金を払うわけで、庭や外溝部分は「オマケ」的なニュアンスなのではないでしょうか。
でも最近はそれをやることでマンション全体にたいする付加価値として力を入れているケースも見掛けるようになりました。
色んなタイプを見ることができるので興味をもってマンション見学すると面白いですよ。
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