実は街は植物で溢れている。彼らは色、カタチ、ニオイなどで「ここにいるよぉ」と静かなるメッセージを出している。そこには時として胸を打つドラマがあったりもする。そんなやもすると見過ごしてしまいそうな愛すべき彼らにあまり肩肘張らずにゆる~いカンジでスポットライトを当てる。日々の「あれ何だろう?」という好奇心に素直に向き合うブログ。
2011年8月30日火曜日
水族館にて
甥っ子、姪っ子と六本木ヒルズ52階にあるスカイアクアリウムに出掛けた。
そう、今日は水族館へ行ったよ、という話だけど、それと植物はどう関係があるのか?
水槽をご覧あれ。
見事に水草があるではないか。
かくも植物は・・・ といつものパターンで丸め込もうというわけではない。
しかし、六本木ヒルズ52階に行ったのは初めてだったが、その景色の素晴らしさにシビれた。
以前、同じヒルズに入っている某FM局を尋ねたときも、話そっちのけで窓から見える絶景に心が奪われた。
良いなぁ、こんなに景色が良い場所で仕事したらはかどっちゃうだろうなぁ。
ナントカは高いところが好きなんていうが、そう言われたって構わない。
さて、水族館とはいってもスケールはこじんまりとしていて、洒落たBGMが掛かっていたりして、水族館というよりも美術館のような感じである。
そしてカップル率の高さからもデートスポットであると分かる。
22:00までやっていて、チケットには展望台の入場料も含まれ、展望台には洒落たカフェなどもあって夜景を見ながら一杯やれるとなれば、甥っ子姪っ子と行っている場合ではない。
カクテルなんぞ飲みながら見つめ合ったりする場所なのだろう。
クラゲや魚たちが、赤や青のライトに照らされてなんともなまめかしかったりする。
で、今日の話がどのように「花咲ブログ」に関係があるかというと・・・。
水族館はこのスカイアクアリウムもそうだし、つい最近オープンした池袋サンシャイン水族館などが話題だ。
動物園も北海道旭山動物園がものすごい人気で一種の社会現象にまでなった。
植物園はどうだろう?
昨年、小石川植物園でショクダイオオコンニャクが開花したってときは、入園までに2時間ほど並んでなんてこともあったが、基本的には静かなものである。
新たな植物園が開園したなんて話も聞かないし。
なんと申しましょうか、今日本で公開されている植物園って、なんか地味なんだと思う。
決して悪く言っているわけではないよ。
でも、ああ植物園に行きたいな、またあの植物園に行きたいな、という気持ちになる人がかなり限られていて、万人にとって魅力に溢れた場所とは言い難いのはなんとも残念な気がする。
人気の水族館は魚や海獣などを展示しているんでしょ。
人気の動物園は動物や鳥などを展示しているんでしょ。
愛すべき植物たちが展示されている植物園はなんであんまり人気がないのだろう。
人気沸騰、前売りチケットがないと当日は2時間待ちは当たり前、なんていう魅力満載の植物園つくりませんか?
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