実は街は植物で溢れている。彼らは色、カタチ、ニオイなどで「ここにいるよぉ」と静かなるメッセージを出している。そこには時として胸を打つドラマがあったりもする。そんなやもすると見過ごしてしまいそうな愛すべき彼らにあまり肩肘張らずにゆる~いカンジでスポットライトを当てる。日々の「あれ何だろう?」という好奇心に素直に向き合うブログ。
2011年8月16日火曜日
南国にて 3
南の島には甥・姪も一緒に来ているのだけど、これが結構大変なんである。
何が大変かというと 「宿題」 だ。
「宿題をやったら泳ぎにつれていく」 「宿題が終わらなければ夕飯につれていかない」
といったオッサンとなった今となっては懐かしい攻防が繰り広げられている。
花咲ジジイも小学生のころ、母から 「宿題をやったら市営プールに連れて行ってやる」 と言われていたのだが、宿題をやらなくてもどうぜ時間になったら連れて行ってくれるんだろう、とタカを括っていた。
すると母は宿題が終わっていない僕を置いて、従兄弟、妹を連れてプールに出掛けてしまった。
「そんな!まさか!!」
途方に暮れて泣きながら宿題をやったら、見かねた祖母がタクシーで市民プールまで一行を追いかけてくれた・・・ なんて酸っぱい思い出が甥っ子、姪っ子たちを見ていて蘇ってきた。
すすんで宿題をやる小学生なんていやしないのだ。
で、一体どんなことをやっているのかな? と興味をもって姪っ子(小5)の宿題をみてみた。
「植物について」 というものであるが、その中味を見て驚愕してしまった。
離弁花、合弁花などかなり専門的な用語が並んでいるし、言葉こそでてこないが 「子房下位」「子房上位」といった概念もでている。
すげー、こんなことを小学生で学んじゃうのか!?!
花咲ジジイは仕事として、植物の基本的な構造などを人々に教える立場にあるのだが、この宿題で網羅されている内容を理解していたらば、教えることなんてほとんどないと思う。
逆にこの宿題をパラパラとめくっていて 「なるほどねー」 などとと勉強になってしまったりする。
小学生も大変だなぁ。
などと同情してしまう南国の空の下でありました。
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2 件のコメント:
こんにちは!ダイナミックな海と雲の写真ですね。南国鹿児島に帰郷して丸2年、昨夜東京から級友がお盆で帰省して食事会.第一声が、「黒くなったね、、」でした。姪子さん達には楽しい思い出の夏休みになった事でしょう。
鹿児島も東京などとは違う趣きなんでしょうね。
子供たちは・・・ 大変そうです。
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