実は街は植物で溢れている。彼らは色、カタチ、ニオイなどで「ここにいるよぉ」と静かなるメッセージを出している。そこには時として胸を打つドラマがあったりもする。そんなやもすると見過ごしてしまいそうな愛すべき彼らにあまり肩肘張らずにゆる~いカンジでスポットライトを当てる。日々の「あれ何だろう?」という好奇心に素直に向き合うブログ。
2011年12月12日月曜日
夜間徘徊のススメ
都内の黄葉も超特急で進んでいるように見受けられる。
もう黄葉ネタはしつこいと怒られそうだけど、やっぱり今の時期はどうしたって目に入るし、どうしたって語りたくなる。
黄葉(紅葉)はいかに美しく映えるか?
それはまず第一にロケーションだろう。
小石川後楽園、桂離宮などの名園、とくに日本庭園には紅葉が映える。
そして光も大きく影響する。
朝日に照らされているとき、昼の太陽に当たるとき、逆光で見えるとき、そして最近はライトアップなんてものある。
それぞれが美しい。
ライトアップされている、例えば六義園なんかにいくとカメラを抱えた人だかりに圧倒されてしまうのではないかと想像する。
行ったこともないのに無責任だけど。
そんな「名所」に出掛けずとも、美しい紅葉は身近にあるものだ。
たとえば今日の写真はどうです?
街路樹として植えられたイチョウが黄金色に染まり、延々と続いている。
そして街灯に照らされて、なかなかビューティフルなんである。
ちょっと遅い時間に散歩がてら出掛ければ交通量も少なくて静かな雰囲気で夜のイチョウを楽しめる。
この前なんかは月食もあったので、イチョウと月を交互に見たりして、なかなか贅沢なもんである。
しかもタダ。
問題は深夜ゆえ、寒いこと、そしてちょっと寂しいこと。
寒さに対してはシッカリと着込んで対応し、寂しさに対しては犬を散歩に連れていくことで問題は解決できた。
犬でも連れていないと、不審な夜間徘徊者として通報されかねないので注意が必要だ。
そうそう紅葉・黄葉と日本語では赤くなるのか黄色くなるのかということで当てる漢字が違ってくるが、英語では紅葉・黄葉のことを autumn colour という。
オータムカラー、つまり秋の色ってことだ。
このへんも「楽しく学べる園芸英語」でカバーしております。 (ちょっと宣伝が過ぎたかな)
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2 件のコメント:
「楽しく学べる園芸英語」参加したいの山々ですが地方からは行くことができません。
寒さに弱い植物たちをテンダープランツ、
紅葉のことをオータムカラー。
ブログ内でひとつずつ勉強します♪
ブログの活字が大きくなって読みやすいばかりでなく温かみも感じられるのが不思議。
匿名さん
コメント有り難うございます。
園芸英語講座はまだ始まったばかりで試行錯誤をしながらですが、楽しくて為になる講座に向けて着々と前進しています。
いつの日か全国に園芸英語の灯を灯したいと思います。
それまでの間はブログでも,ときおり内容をご紹介したいと思います。
字のサイズも好評で良かったです。
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