イチョウの葉っぱが絨毯のように敷詰められた歩道を犬と一緒に「ワーイ」といって、葉っぱを蹴散らしながら走った。
40代のオッサンのすることではないが、童心にかえってとても楽しい。
気分が高揚する。
スキップでも良いよ。
スキップって最近いつしたっけなぁ、とたぶん大体の人は思い出せないはず。
ちょっと照れなくもないが、勇気を出して一歩を踏み出すと不思議とルンルンしてくる。
気分が高揚する。
まぁ、そんなくだらないことは置いておいて・・・。
今日の写真を見ていったい何の樹なのかスグに言い当てられる人がいたらば、その人はかなりの植物通である。
趣味の域は出ているだろうなぁ。
プロの植木屋さんかもしれない。
葉っぱだけじゃ分かんないよぉ とボヤかないで欲しい。
この一枚の写真にもヒントが沢山ある。
- 紅葉ではなく黄葉している
- 葉脈のかたち
- 葉のつき方:互生
- 葉のかたち
- 葉の縁のギザギザのパターン
- 葉が落ちる=落葉樹(常緑樹ではない)
その他にも葉の質感、毛の有無、表と裏の色の違い、葉柄の長さ・・・
それらひとつひとつに特徴があるのだ。
なーんてエラそうなことを言って、実はこれを見たときにスグには何の樹なのか分からなかった。
樹にたまたま名札がついていて エゴノキ Styrax japonica とあってハハーンとなったのである。
エゴノキを知らないわけではない。
なんといっても白い小さな花が房状につくのが目立つので、その様子をみれば一発でエゴノキと言い当てることができるのだが、花が散った後にそれが何だかってのは案外難しいものだ。
例えばロウバイなんかはまだ寒い季節に薄い黄色の花を咲かせて甘い香りを放っているからロウバイと分かるが、花が散って夏に葉っぱだけになった枝をみてロウバイを言い当てられる人は案外少ないと思う。
それそれの季節を通じて植物たちがどういう姿をしているか注意を払っていないとなかなか身につかない。
こうやって考えるとまだまだ苦手な分野というか、知らないことが多いなぁと気付かされる。
花咲ブログはこうやって情報を発信する一方で、自分自身の良い勉強の機会でもある。
継続は力なり。
続けていくことで、やがて血となり肉となると信じて。
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