昨日は典型的なコニファーの形ってことで、東京ドーム横の様子をご紹介した。
当たり前だが、あれらの木々は本物である。
最近は技術の進化なのか、なんなのか、造花といってもかなりリアルだしお値段もビックリするくらい高いものも出てきた。
造花というと、あまり流行っていない定食屋さんのお手洗いに行くと、水洗タンクのあたりにいかにも造花です、という造花があったことを思い出す。
それが本物の花にも負けずとも劣らない造花が出来てきているなんて。
人工的につくられたもの、すなわち英語でいうところのアーティフィシャルなものは花に限らない。
この前、とある商店街を歩いていたらばちょっと洒落た植木鉢を見掛けた。
ひとつはツゲを丸く刈り込んだようなもの、そしてもうひとつはコニファーらしきもの。
ツゲを丸く刈り込んだものは一目見てアーティフィシャルであると分かる。
質感もさることながら、ここまで完璧な球形を保つのはホンモノのツゲでは難しい。
でもこれはこれでアリだと思う。
刈り込んだり、水をやったり、といった手間が要らないのだから。
店舗前の装飾として役割を十分果たしていると思う。
もうひとつのコニファーは実は触ってみるまでホンモノかそうでないかという確信が持てなかった。
言い訳をすれば夜だったので質感が分かりにくかったし、ツゲのように人為的なニオイがすれば分かるのだけど、このコニファーは適度に樹形も乱れているあたりがとてもリアルだと感じた。
この前の台風で倒れた木が多かった。
色んな木が被害にあったが、特にコニファーが傾いた、倒れたという話をあちこちで耳にした。
全てのコニファーではないが、例えばゴールドクレストなどは生長が早いわりに根は浅く小さいのが特徴で倒れやすい。
小さいゴールドクレストを買ってきて庭先に植えたらば、あれよあれよと大きくなって手に負えなくなったというのは良くある話。
その点アーティフィシャルなコニファーは大きくなることもなく天候の影響も受けづらく長所もそれなりにあるんだなぁと思ってしまう。
あっ、勘違いしないでいただきたいのは僕はあくまでもホンモノのほうが良いと思っている。
ただアーティフィシャルな奴らも結構頑張っているなってこと。
一番上の写真はロンドンの街角で見かけたホンモノのツゲの刈り込み。
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