2011年9月11日日曜日

植物図鑑レビュー2

残暑ってやつだろうか。
でももう9月も半ばに近い。

たしか去年も9月に真夏日が続いたような記憶がある。

涼しげな虫たちの声も夜にはするので、そろそろ暑いのも勘弁してほしい。

さて、昨日は木の幹肌を見てもらって、それが何の木だか当ててもらおうというブログを書いた。

お分かりになりましたでしょうか?
正解を順番に書くと
①サクラ
②イチョウ
③クスノキ
でした。

サクラは横方向に模様が入っている。

イチョウは縦方向で写真では分かりにくいが、一本一本の溝が深い。

クスノキも縦方向だが、横にも線が入っていて全体的にはウロコのような感じもする。

こうやって木の幹肌をじっくり見てみると、それぞれ特徴があって、幹肌を見ただけで何の木なのか大体分かるようになるはずだ。

それでは今日の問題を3つ出してみよう。

正解は写真の後に記してあるのでどのくらい分かるか試してみてほしい。

④はケヤキ
⑤はモミジハスズカケノキ

子供たちと一緒に見て回ったときには、「モミジハスズカケノキ」 という長ったらしい名前を必死に書き留めていた幼稚園生の男の子がいて、その情熱に脱帽した。

そして⑥は何だ?

これが今回の植物図鑑のスパイス的な植物だった。

茎、木の幹・・・ってことで公園内を歩いていたはずなのに、いきなり葉っぱを見せられたのだから子供たち(一緒にいた親御さんも)は面食らったに違いない。

⑥はナギイカダという。

一見、小さな緑の葉っぱがたくさんついているように見えるが、この葉っぱのような形をしているもの全てが葉の形をした茎なのである。

ナギイカダの葉は退化してなくなってしまったと言われていて、茎が葉のような形をしているのだ。
茎の先端は鋭く尖っていて、チクチク痛いくらいだ。

実はこれは公園のトイレの脇の植え込みにあるのを、下見に来たときにトイレに寄った際、見つけて 「これはイケる!!」と思わずガッツポーズをとったシロモノだった
こういう 「×××のようで実は×××ではない」 っていうのは大人も子供も興味を引くものである。
というわけで、植物図鑑第三回は茎と根っこについてという地味な内容であったが、それなりにエキサイティングな回でもあったわけだ。

次回はいよいよ最終回。
11月6日(日)10:00~12:00
於、日比谷公園

秋の深まる日比谷公園をドングリ拾いなどしながら、実について考えます。
よろしければ是非ご参加を。

申込み、お問合せは コチラ まで。



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