2011年9月21日水曜日

台風ニモ負ケズ


今日は仕事の都合をつけて、ラグビーワールドカップ日本対トンガの試合を都内のパブで観戦した。

このブログは植物視線のブログってことなのであまりラグビーに深入りはしないが、とにかく日本としては今日のトンガ戦は何が何でも勝ちたいところだった。

しかしフタを開けてみると開始序盤から押されっぱなし、ミスの連続、単調な攻め・・・と良いところが見当たらず大敗を喫してしまった。

これでフランス、ニュージーランドに続いて3敗目。
残りカナダに勝とうが負けようがもうファンの関心は薄れてしまうだろうなぁ。

なでしこがもてはやされる一方でラグビーがファンとしてはこのワールドカップでの頑張りを日本国民に見てもらって、感動してもらって、日本ラグビーここにアリと存在を示して欲しいところだった。
でも、これでは新たなファンの獲得は難しいだろうなぁ。
むしろラグビー離れが起きるのではないかと2019年日本で開催されるラグビーワールドカップを目の前にして不安になってしまう。

そんなむしゃくしゃした気持ちでパブを後にすると、駅前は騒然としていた。
駅からは人が溢れ出し、タクシーを待つ長蛇の列。

そう、呑気にラグビー観戦をしていたが台風が通過し、都内は暴風域に入っていたのだった。
パブでのラグビー中継も何回か暴風のため電波が受信できずに中断する始末。

中断されている間に点差が開いていたりなんてこともあった。

事態が変わるかもしれないので、それまでちょっと夕飯でも食べよう・・・
皆考えることは一緒のようで、駅に附設したデパートのレストラン街はどこも満席+長蛇の列だった。

諦めて歩いて帰ることにした。

メアリーポピンズのように風に飛ばされそうになりながら前のめりに歩いた。

途中の街路樹の太い枝が折れているし、駐輪している自転車も軒並みなぎ倒されている。

見かけたのは、とあるビルのエントランスにあった植木鉢たち。

起こしてあげようかな、とチラリと思ったけど起こしたところで数秒後にはまた倒れるだろう。
こういうときはむしろ寝かせてあげておいたほうが良いのだ。

日本ラグビーの敗戦を象徴するかのようなまさに涙雨。
明日は晴れておくれよ。


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