今日の天気は本当に気持ちが良かった。
気温ほどほど、天高く、カラッとしていて、清々しい。
一年でこんな日は数えるほどだと思う。
苦あれば楽あり。
猛烈な暑い夏のあとには、こういうご褒美も待っているんだなぁ。
暑いといっていたのがついこの前。
そして少しづつ肌寒さを感じるようになる。
初秋というか、晩夏というか、夏と秋が入り混じるフクザツなこの時期、植物たちも結構戸惑っているんだと思う。
「夏だろそりゃ」ってものがまだ元気に花を咲かせていたりする一方で、「やっぱり秋ねぇ」というものが目に付くようになってくる。
前者は例えばゴーヤとか。
まだまだ元気に黄色い花を咲かせているのをよく見掛ける。
後者はコスモスとかススキとか。
色々入り混じっていて面白い。
そんな中で、ヘクソカズラ Paederia scandens も頑張っている。
どちらかというと夏っぽいのだけど、ご覧のとおりまだ元気に咲いている。
今更説明するまでもなく ヘクソカズラ とは、屁や糞のようにクサイのでその名が付いたといわれている。
でもそんなに悪臭ではないけどなぁ。
白くて真ん中が赤くて小さい花はなんとも愛らしいけど。
なんとも不名誉な名前である。
ヘクソカズラに関してちょっとしたトリビアを見つけた。
それは 『ヘクソカズラも花盛り』 という諺だ。
その意味は
「屁や糞のような臭いのするヘクソカズラだが、花はなかなかカワイイ。転じてブサイクな女の子でも、それなりの年頃になるとそれなりに可愛く見える」
という、ある意味大変失礼な諺である。
酔った勢いでヘンなことを口走らないように。
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