実は街は植物で溢れている。彼らは色、カタチ、ニオイなどで「ここにいるよぉ」と静かなるメッセージを出している。そこには時として胸を打つドラマがあったりもする。そんなやもすると見過ごしてしまいそうな愛すべき彼らにあまり肩肘張らずにゆる~いカンジでスポットライトを当てる。日々の「あれ何だろう?」という好奇心に素直に向き合うブログ。
2011年8月7日日曜日
タイタンビカス
最近の天気は本当に狂っている。
つい数週間前に台風6号のあおりで中央高速道、甲州街道が通行止めになってエラいめにあったが、以来ゲリラ豪雨というかバケツをひっくり返したかのような大雨が降る。
自分の部屋の窓ガラスが汚かったので、無理な姿勢をして窓の外側をスクレーパーでキレイにしたばかりなのに数回の豪雨と埃でまたもとの木阿弥である。
今日も幸いに自宅にいたので濡れることはなかったが視界数メートルというような雨が降った。
植物たちは潤って嬉しいと思っているかな。
でもコトには程度ってものがある。
程度といえば、このまえ程度を著しく超えた珍しい花を見掛けた。
柵の中の白い花がそうだ。
他の何かと比較して写真を撮ることができなかったので、サイズがピンとこないかもしれないが、この花がバカでかい。
直径はそうだな、30センチくらいあるんではないだろうか。
ちょっとした扇風機くらいの大きさがある。
わっ、デカっ!!
とちょっとのけぞるくらいデカい。
色は他に濃いワインレッドのような色もある。
これはどうやらタイタンビカスというものらしく、アメリカフヨウ Hibiscus moscheutos とモミジアオイ Hibisucus coccineus の交配種であるという。
アメリカフヨウもモミジアオイも学名が Hibiscus ハイビスカスであることからも分かるようにハイビスカスの仲間でありハイビスカスにとてもよく似ている。
オシベが沢山ついていて、メシベの先っちょが5つに割れているあたりは皆同じ特徴である。
花ってのは小さくてカワイイのが個人的には好きだなぁ。
大きい花ってショクダイオオコンニャクにしてもラフレシアにしても、なんとなくキワモノという感じがしてしまって親しみがわきづらい。
大きいことは良いことだ・・・ とは一概に言えないのが花の世界である。
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2 件のコメント:
こんにちは!87歳の母が100円で買ってきたハイビスカスを地植えにしたら大きくなって、母に切りもどして、、と頼まれおもいきって切りもどしたら葉がでてこなくて心配してたら、やっと出てきて花が咲き始めました!切りもどしって難しいですね。1日花ですが大好きな花です。
匿名さん
コメント有難うございます。
ハイビスカスが100円!! 良いですねぇ。
物事は値段ではないという好例ですね。
100円でも愛情込めれば・・・という話かもしれませんし、「いえいえ、あんまり手をかけていないんです」という場合であれば、100円でも植物の生命力はスゴイという話にも。
いずれにしてもビバ・ハイビスカスですね。
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