
ときどき前を通る喫茶店。
何回か花咲ブログでもここの盆栽をご紹介してきたが、ここは本当に季節のものを入れ替えて道ゆく人々の目を楽しませてくれている。
今はご覧のようにアガパンサスが前面に何鉢か整列していて、その後ろに別の盆栽が並んでいる。

よくよく見ると、この前 「初めて見たんですぅ」 と告白したハンカチの花なんかもしっかり並んでいた。
なんだ、結構ありがちな植物なんじゃないの。知らなかったのは花咲ジジイだけだったのか となんとも恥ずかしい気分になった。
こうやって旬のものを頻繁に入れ替えるのはかなりの手間だと思うし、よくそれだけストックがあるものだと感心してしまう。
へたな植物園よりも素晴らしい展示をしているのではないかと思う。

店の脇にはわざと土が広げてあった。
「わざと」というのは、散らばっているのではなく整然と広げてあるのが分かったからだ。
何をしているのだろう?
想像するに、植木鉢の古くなった土を干して減菌して再利用しようとしているのはないかということだが、ビルのひさしの下で直射日光が当たるわけでもないので減菌といってもどれだけ効果があるのかは疑問である。
あるいは土を特定の比率にブレンドして混ぜるための作業の途中なのかもしれない。
とにかく単なる盆栽好きの喫茶店というよりも、かなり玄人っぽい感じがビンビン伝わってくる。
盆栽趣味の喫茶店ではなくて、盆栽が本職で趣味で喫茶店をやっていたりして。
一度コーヒーでも飲みにいってみようかな。
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