2010年7月12日月曜日

夢は夜ひらく・・・
      
    
夢は夜ひらく・・・っていう歌謡曲がその昔あった。
     
このカラスウリ Trichosanthes cucumeriodeschod も夜になって花を咲かせる花である。
何故か?
   
それは花粉を媒介するのがであり、その蛾が盛んに活動するのが夜だからである。
よって暗闇でも蛾に分かってもらえるように花の色はであり、花びらの形も花びらの先端がフワフワとなっている。
    
    
夜にフラッシュをたいて写真を撮ると、その目立つこと。
これが夜活動する蛾にとってもアピールするわけである。
花の構造を見ると、花びらはヒラヒラ、フワフワしていても一応5枚。
     
   
ガクも5枚ついているのが分かる。
   
日中ではなく夜花が咲き、花びらの形もどことなく特別な感じがするけど、それぞれのパーツを見てみるととってもオーソドックスなものなのである。
   
    

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