
夢は夜ひらく・・・っていう歌謡曲がその昔あった。
このカラスウリ Trichosanthes cucumeriodeschod も夜になって花を咲かせる花である。
何故か?
それは花粉を媒介するのが蛾であり、その蛾が盛んに活動するのが夜だからである。
よって暗闇でも蛾に分かってもらえるように花の色は白であり、花びらの形も花びらの先端がフワフワとなっている。

夜にフラッシュをたいて写真を撮ると、その目立つこと。
これが夜活動する蛾にとってもアピールするわけである。
花の構造を見ると、花びらはヒラヒラ、フワフワしていても一応5枚。


ガクも5枚ついているのが分かる。
日中ではなく夜花が咲き、花びらの形もどことなく特別な感じがするけど、それぞれのパーツを見てみるととってもオーソドックスなものなのである。
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