木陰の至福
毎日暑くてイヤになっちゃうね。
天気予報を見る限りではしばらくこの晴天は続くそうでチョット気が重い。
昔は 日焼け命 みたいな時期があって、自らすすんで日なたを歩いたものである。
今はちょっとでも日陰がないかを見極めてから歩くコース取りをしたりする。
人間変れば変るものである。
とにかく最近の日差しは日焼けとか言ってられるレベルではなく、殺人的ですらある。
よっぽど日傘をさしてみようかとも思うのだが、この容貌で日傘をさしていたらば色んな意味で勘違いをされそうである。
さて、日差しを避けて歩くといった場合、ビルなどの建物の影を歩くか、もしくは街路樹などの木陰を歩くかということになる。
こうやって日陰を求めているときの木陰というのは本当に有難い。
そしてビルの影は 影 であって趣も何もない。
言い換えるなら all or nothing といったところで、影であるか、日なたであるか、いずれかなのである。
しかし木陰は陰でありながらもところどころに日が射してなんとも言えない心地よさを醸すのである。
木漏れ日ってやつか。
さらにビルの影は光を完全に遮断するが、葉っぱの場合自らの緑色のカラダが光に透けていたりする様子がなんとも柔らかい感じがするのだ。
植物はこうやって暑いときには蒸散といって水蒸気を気孔という葉っぱにあいた小さな穴から吐き出しているため ミスト効果 もあったりして、実際、若干涼しいのだと思う。
どうです?
良いことづくめじゃないでしょうか。
外は確かに暑いんだけど、木陰で昼寝する贅沢っていうのはあると思う。
屋上緑化、壁面緑化など、都市部を緑化しようという動きが盛んになって久しいが明らかにメリット満載の理由があるのだと思う。
今日の写真は誰かが意図的に作った壁面緑化ではなくて、空き地にはえていたカラスウリが壁をよじ登って出来た壁面緑化である。
雑草も役に立っているのである。
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