いやー、昨日も今日も暑かった。
明日も暑いらしい。
イタリアにいる友人によれば、日中の気温は40度あたりで、夜もあまり気温が下がらず、「地球が壊れていく気がする」とボヤいていたのだけど、その表現はうなずける。
さて、そんな夏の日に夏の花は元気に咲き誇っている。
夏の花の代表格にあるのがこのサルスベリ Lagerstroemia indica である。
色も濃いピンク、淡いピンク、白などバリエーションが多い。
遠目に見るだけで ああ、サルスベリの花ね と分かるのだけど、ひとつひとつの花をジックリ見るとこれまたオモシロイ。
フワフワしているが花びら(花弁)である。
しかしこの花びらはおもしろくて根元のあたりがエラく細くなってくっついている。
蕾がパカッと割れるとまず花びらがシュルルルーと出てきて開く。
追って蕾が全開になってようやく雌しべと雄しべが伸びてくるというわけだ。
雄しべの先端には黄色い葯といって花粉を蓄えた袋がついている。
数本出た雌しべは雄しべよりも長く緩やかな曲線を描いて優雅に伸びている。
遠目に見ても、近くでジックリ見てもなかなか美しい花だ。
遠目に見ても、近くでジックリ見てもなかなか美しい花だ。
2 件のコメント:
一つ一つの花を細かく見たことなんかなかったので興味深かったです。
蕾が割れて花びらが出て、雄しべと雌しべも出てくるまでに、どれくらいの時間がかかるのでしょうか??
さるすべりの木の肌についてもぜひ解説してくださいな。(すでにしていたらごめんなさい)
よく行く佐久(岩村田)は街路樹がサルスベリでした。
百日紅って書くくらいだから夏の間きれいでしたね。
隣の御代田はプルーンが街路樹でした。町ごとにこうゆうのっていいですよね。
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