2010年7月9日金曜日

弁当の花


今日食べたお弁当。

色々入っていて美味しかった。

なんてことのないフツーのお弁当にも緑のプラスチックのバランという仕切りのようなものが入っている。
それがちょっとグレードアップすると、プラスチックではなくて本物のなどを使っていたりする。

さらに高級になると、ナンテンなんかがさりげなく添えてあったりする。

この辺の料理の飾りとして使われる植物について花咲ブログではこれまで何回か書いてきた。

そして今日のお弁当に目をやると・・・・。

これには意表をつかれた。
一瞬見ただけでプラスチックのおもちゃ と分かるような、そんな独特の飾りだった。


枝はどこまでも茶色く、葉っぱシンプルな緑色。
花びらはとってつけたようにピンク色をしていて、雌しべと雄しべのような部分は錦糸卵のような感じである。
一応、雄しべの本数を数えてみると16本あったが、それが何を意味するのかは不明である。

なんとなく昔のケロッグのオマケを思い出してしまった。

何で違和感があるのか考えてみると、花びら、雌しべ、雄しべ、枝、葉などそれぞれのパーツが造形的に誤っていること、色彩的に誤っていることがあるのではないかと思う。
いいじゃないの、所詮飾りなんだから・・・っていうのであれば、もっと飾りっぽくすれば良いと思うのだけど、どうにも中途半端な印象が拭えない。

加えて、こういうプラスチックが弁当のド真ん中にあるのは衛生的にどうなのかといぶかしく思ってしまうのは僕だけだろうか?
モチロン、衛生的には問題はないのだろうけど 「プラスチックから有害成分が溶け出してきて・・・・」なんて悪いほうへと考えてしまうのは悪い癖かもしれない。

いっそこの飾りが無いほうがお弁当はもっと美味しく見えたような気がするなぁ。

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