
ちょっと風変わりな植物を見かけた。
残念ながら花が咲いていなかったが、細長く突き出した蕾がなんとも期待感を煽る。
なんだろう、どんな花が咲くのだろう?
つぼみ以外に目新しいところは・・・・
葉っぱがすべすべで、大きくて、葉脈がハッキリしている。
さらに葉っぱが対生といってペアになって茎から出ているのも特徴であるとみた。

他には・・・・
あった。ありました。
実が変っているのだ。
トゲトゲの実で、なにやらフグのようである。
カワイイというよりも、見た目とおりトゲトゲして友達にはなれない、そんな気がした。
でもこのトゲトゲの実はどこかで見たことがあるなぁと思い出してみると、それはエンジェルズ・トランペットとして名高いブルグマンジア Brugmansia の実と酷似しているのだ。
ブルグマンジアの和名はキダチチョウセンアサガオ(木立朝鮮朝顔)であり、今日のこの植物はケチョウセンアサガオ(毛朝鮮朝顔)である。
似ているではないか!
でも前者の学名は Brugmansia で、後者は Datura なので、似て非なるものであることが分かる。
ブルグマンジアは放っておくとだんだん大きくなって木のようになる(だから木立ね)のだが、ダチュラは多年草、すなわち草の類なので毎年地上の部分が枯れてしまうあたりが決定的に違うのである。
でも、どちらも広い意味で朝鮮朝顔なのである。
とても分かりづらいなぁ。
東京は今日で梅雨が明けたんだそうだ。
うだるような暑さでイヤになっちゃったよ、今日は。
となると子供たちはそろそろ夏休みで、アサガオの観察日記なんかつけたりするのかな。
子供の頃は全く興味がなかったけど、いまだったら喜んで観察日記つけるのにな。
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