急に春めいてきたね。
とはいっても4月5日なんだから当たり前か。
話題はどうしたってサクラへと向かいがちだ。
JR総武線で御茶ノ水から新宿方面に移動していたときに、内堀通り沿いのサクラが見事だった。
サクラの話題に触れたい気持ちを抑えて、あえて別の話題を。
そう、お気づきの方もすでに沢山いらっしゃるとは思うが花咲ブログはアマノジャクなんであります。
一番上の写真がどこであるか、説明はほとんどいらないだろう。
それほどに有名な外苑の絵画館前イチョウ並木であります。
すっかり葉の落ちてしまったイチョウがなんとも寂しげだが、あと10日もすると目にも鮮やかな新緑が見られると思う。
この絵画館前のイチョウ並木でしばらく工事をしていたのに気付いた方はいるだろうか?
かれこれ1年近く、いやそれ以上かな、ずっと工事をしていた。
イチョウの根元にあったアイビーを撤去し、イチョウの根のまわりを掘り返して通気・排水を促す工事をして、アイビーのかわりにタマリュウ、そしてクリスマスローズを植えて完成となる。
・・・と、これは通りかかるたびに観察して得た自分なりの想像に過ぎないのでやや誤りがあるかもしれない。
でも大体そんなところだと思う。
この前通りかかったときは、ちょうどクリスマスローズの植栽工事をしていた。
春休みのバイトです、って感じのヘルメットの似合わない初々しい女の子が手元の土をいじっていた。
しかしこのイチョウ並木の足元の植栽がタマリュウとクリスマスローズっていう、このチョイスは誰がしたんだろうか?
悪くはないと思うが、あまり感心もしないなぁ。
イチョウという大木、数百メートルも続くイチョウ並木、といわば大きなスケール感がポイントだと思うが、タマリュウとクリスマスローズではスケール感という意味ではバランスがあまり良くないと思うのだけど。
さらにクリスマスローズ(洋風)とタマリュウ(和風)という組合せ。
おそらく想像するに、タマリュウはメンテナンスが楽で常緑、さらに価格もそんなに高くないから。
クリスマスローズは人気もあるし、なんとなくオシャレだから。
という理由なんじゃぁないかなぁ。
もしそうだとしたら、もうひとひねり欲しかった気がする。
もしそうじゃなかったらゴメンなさい。
ちょうど工事を告知する看板も出ていた。
「いたわりのある緑道づくり」
いたわりとはクリスマスローズの花言葉なんだそうだ。
とにかく一度、新たに生まれ変わった絵画館前のイチョウ並木を歩いてみて欲しい。
4 件のコメント:
タマリュウとクリスマスローズ..
どちらも日陰でも大丈夫だから?
ここって日陰だっけ??
まあ、どちらも雑草抜きくらいで放置でもオッケーですからね...黄色の絨毯と緑のコントラストがご希望かな?w
ぴーさん
コメント有難うございます。
確かに日陰に強いってのはありますね。
管理の手間が極力かからないってこと優先な気がしますね。
心配なのはイチョウの枯れ葉の時期ですね。
タマリュウはいいとしてもクリスマスローズの間に落ちた葉をどう取り去るか??続編期待していま~す。
匿名さん
とても良いトコをついたコメント有難うございます。
そういえばクリスマスローズって、大木の下の日陰に育ち、本来は枯葉に埋もれているようなイメージがあります。
・・・となると枯葉の時期はナチュラルなウッドランド(森林地帯)を再現したような感じになるんでしょうか。
とはいっても枯葉をそのまま放置するほど寛大ではないと思いますので、恐らく管理の人がブローワーでぶわ~んと吹き飛ばした後にかき集めるのだと思います。
秋~冬のことでまだ先ですが、気に留めておいてまた報告しますね。
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