キューガーデン。
知っている人は誰でも知っている、知らない人は知らない植物園であります。
ロンドン西郊外に位置する世界遺産にもなった歴史的にも、植物コレクション保有数的にも、規模的にも世界有数の植物園。
そんな海の向こうの植物園が今日の日本の新聞を賑わせていた。
お気づきだったでしょうか?
「復興願い、英植物園で植樹」(日本経済新聞)
「奇跡の一本松 仲間、永遠に」(産経新聞)
「感謝の一本松ロンドンへ」(朝日新聞)
「被災地の種ロンドンに」(東京新聞)
その他、テレビニュースでも取り上げれていたようだった。
これは何かというと、
東日本大震災で英国から受けた支援に対する感謝イベントがキューガーデンで行われたというもの。
日英交流の記念イベントの会場をキューガーデンにするなんて、気が利いているではないか。
植樹なんかも行ったらしいので、植物を通じて交流を深める、あるいは植物を交流のシンボルとするというあたり、スジが通っている。
さらにキューガーデンにはシードバンクといって、世界の植物の種子を集めて保存して環境保護に繋げる施設があるのだが、ここに岩手県陸前高田市の「奇跡の一本松」で知られるアイアカマツの種も寄贈されたのだそうだ。
単なる植物園としてだけではなく、さまざまな場面で特別な輝きを放つあたり、さすがキューガーデンだなぁ。
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