そんな訳で京都府立植物園の温室探訪も一応今日で一区切りしようかと。
ああそうかい。
温室内ではあまり多くの写真は撮らなかった。
ああそうかい。
なぜなら外との気温差でカメラのレンズが一瞬にして曇ってしまったからというのが一番大きな理由であるが、写真をせわしく撮るよりもゆっくりと観てまわろうという気分になったからでだった。
ああそうかい。
おい、なんださっきから ああそうかい って。 うっとうしいぞ。
実はですね、今日ご紹介する温室の植物はちょっと変わっておりまして、なんとその名も アアソウカイ Pachypodium geayi というんです。
そんな名前あるの?
あるんです。
ああそうかい。
上記のごとく学名もちゃんとある。
マダガスカルの乾燥地域に自生するという、キョウチクトウ科の植物なんである。
なんといっても特徴的なのはその茎に密生しているトゲであろう。
そして茎がニョキニョキニョキっと伸びて、温室で見たアアソウカイは4メートルくらいあった。
どうも地中海やオーストラリアなどの乾燥地域に育つ植物はこういったトゲをもつやつが多い気がする。
食べられないように外敵から身を守る という意味と、日差しや乾燥から身を守る というふたつの意味があるかと思う。
それにしてもアアソウカイだなんて変な名前はなんでだろう。
アアソウカイは漢字をあてると 亜阿相界 と書いて、原産地のマダガスカル島がアジア(亜細亜)とアフリカ(阿弗利加)の植物相の接点であることに由来するのだそうだ。
へー、なるほどね。
するってぇとイントネーションも 「アアソウカイ」 じゃなくて 「アアソウカイ」 な訳だ。
って書いても分からないか。
おかげさまで一度聞いたら忘れないという点ではありがたいけど、日本では自生していないので見られなくて、マダガスカル島に行けば見られるということであれば、アアソウカイではなく学名で覚えておいたほうが役に立ちそうだ。
マダガスカルに行ってアアソウカイだなんて言っても誰も分かってくれないと思う。
2 件のコメント:
ああそうかい。
お約束のコメントですw
ぴーさんに先に地雷を踏まれたので、
話の小ネタに引用させていただきますww
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