温室探訪2
昨日はラフレシア。
日本ではなかなお目に掛かれない珍しい植物である。
そして今日ご紹介するのはバオバブ Adansonia digitata であります。
バオバブはかなり有名な珍樹であるので知っている人も多いだろう。
自生地はアフリカ東沖にあるマダガスカル島のあたりであるといわれている。
そのトックリのような形と、樹高が20メートルを超える大きさが印象的である。
トックリのような形ということは、幹の下の部分が太っていて時にその直径は10メートルを超えるものもあるのだという。
ラフレシア同様、死ぬまでに実物を見てみたいなぁ。
そんなバオバブが京都植物園の温室にはある。
実物には違いないんだけど、ちょっと小さいんだよなぁ。
樹高は、そうだなぁ4メートルってところだろうか。
葉っぱなんかを見ると普通の樹木とたいして変わらない。
5枚の小葉が付いた複葉になっているように見える。
珍しいではあるが、アオイ科ということでタチアオイ、ムクゲ、ハイビスカスなんかと同じ仲間で普通っぽいってのも頷ける。
こういう珍しい樹木を日本にいながらにして見ることができる植物園という場所は確かに素晴らしい。
素晴らしいが、やはり自生している場所で本来の姿を見るのにははるかに及ばない。
ナントカ地ビールを取り寄せて家で飲むのも悪くないが、実際にその地を訪れて注ぎたてのビールを飲むほうがはるかに美味しい・・・のと似てないか。
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