今日から仕事始め という方も多かったことと思う。
正月休みはアッという間で、あれをしよう、これもしようという計画のほとんどが未達という幸先のよろしくないスタートとなってしまった。
ううっ、人間って弱い生き物なのね・・・
というか、これは個人の問題か。
さて相変わらず散歩の日々は続いているのだが、どのお宅でもだいたい門松や しめ飾り を見ることができる。
しめ飾りとは、旧年中の悪、邪、不浄を清める意味で飾られ、うらじろ(長寿)、葉付きのだいだい(繁栄)、ユズリハ(家系が絶えない)といった縁起物をあしらうもの である。
最近はスーパーマーケットなんかでも暮れになると出来合いのしめ飾りを売っている。
よく見かけるのは上の写真のようなシンプルなもので、これに吸盤がついていて、ドアなんかにピタッとくっつくようになっている。
花咲ジジイの家の玄関ドアにも、この吸盤式のものをぺタっと貼ったのだが、吸盤の質がイマイチらしく、貼ったそばからポロリと落ちてしまった。
慌てて、吸盤に唾をつけて再度貼ったが、またしてもポロリと落ちた。
なんだ、なんだ、縁起でもない。
ちょっと腹立たしくもなり、吸盤の部分をセロハンテープでベタベタと固めて落ちないようにした。
どうだ、もうこれで落ちまい とちょっと満足したものの、こういうものをセロハンテープなんかで貼って良いのかフト不安になった。
とんでもない罰当たりなことをしているのではないかと。
まあそろそろしめ飾りもしまうので、もう今更どうでもいいのだけど。
そうかぁ、家系を絶やさないように ユズリハ ねぇ。
理屈では分かっていても実際にユズリハがしめ飾りに使われているのはあまり見かけないなぁ、と思っていたらば、散歩をしながら色んなお宅を観察していると、あった、ありました。
葉っぱが1枚、ペタリとはってあって、知らない人が見たら なんでこんな葉っぱを・・・と思うかもしれない。
しめ飾りひとつとってみても色んな流儀、流派があるようである。
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